子猫の爪。 猫の爪とぎのしつけ・完全ガイド~年齢別おすすめ素材から防止策まで

子猫の噛みつき・爪を立てるを辞めさせるには・・・

子猫の爪

猫が爪を研ぐ理由• 古くなった爪の外層を取り除いている• 爪で対象物に傷をつけ、肉球に存在する「臭腺」(しゅうせん)から発せられる自分の臭いをこすりつけることで、縄張りを主張している• クマと同じように、爪で対象を傷つけてマーキングしている• 自己顕示のためのパフォーマンス。 野外の猫を観察したところ、他の猫が目の前にいるときの方が、爪とぎの頻度が高くなる(Bradshaw, 1992)• 他の猫とのケンカに巻き込まれたときの為に、「武器」の整備をしている• 大きな犬などの危険な外敵に出くわしたとき、あらかじめ爪をといであると木に登りやすい• 背伸びを兼ねてストレッチしている• ストレスを感じたときの転位行動。 例えば、飼い主に構ってもらえない猫が腹立ち紛れにガリガリと壁を引っかくなど• 飼い主の関心を求めている このように、生まれつき持っている衝動のほか、後天的な学習によって形成された動機が、猫の爪とぎを促しているようです。 なお、猫の爪は内側と外側の二層構造になっており、内側のクイック(quick)と呼ばれる部分には神経と血管が通っています。 猫が爪とぎをする最大の理由は、 古くなった爪の最外層をはがし、常に新しい爪をむき出しにすることだと考えられます。 猫が主として用いるのは前足なので、爪とぎをするのも前足だけです。 はがれた最外層の爪は、通常三日月型をしていますが、普段爪とぎをしない後足の爪がポロリと落ちると、爪の形がそのまま残っていることもあります。 猫にとっての爪とぎは、トイレに行くのと同じくらい生理的で当たり前のことですから、やめさせることは不可能です。 しかし猫に自由に爪とぎをさせてしまうと、部屋中がボロボロになりますし、また特に集合住宅においては、爪とぎの音が壁を通して騒音になりますので、望ましくありません。 猫に自由に爪とぎをさせると、部屋中がボロボロになり、また騒音の元になってしまいます。 しかし爪とぎは猫の本能ですので、爪とぎ自体をやめさせることは出来ません。 ということは必然的に 猫が自由に爪をといでもよい場所を設けてあげることが必要となってきます。 アメリカやカナダなど複数の国ならなる共同研究チームは2015年、インターネットを介した27項目のアンケート調査により、世界36ヶ国に暮らす猫の飼い主から爪とぎ行動に関する回答を集め、最も理想的と思われる爪とぎ像を確立しようと試みました。 その結果、以下のような結果になったといいます。 「猫全体」、「9歳未満の猫」、「10歳超の猫」の順で記載します。 猫の好みを参考にして最も気に入ってくれそうな爪とぎを提示し、もしリアクションが悪いようだったら素材やタイプにマイナーチェンジを加えて微調整していくようにしましょう。 おすすめの爪とぎ・猫全体 猫が最も好むタイプ• キャットツリー2段以上=28. アップライト型=26. 水平置き型=20. 斜め置き型=9. その他=6. キャットツリー1段型=4. 吊り下げ型=2. 調査では、猫が適切な場所で爪とぎをしてくれたとき、何らかのご褒美を与えている飼い主のうち80. 一方、何のご褒美も与えていない飼い主の場合、その割合は67. これらのデータから考えると、猫が正しい場所で爪とぎをしてくれたタイミングで、撫でてあげるとかおやつをひとかけらあげるといった「正の強化」をしてあげると、不適切な場所での爪とぎが減ってくれる可能性が大いにあります。 ちなみに不適切な爪とぎ行動に際して言葉で叱ったりといった「負の弱化」を行っても、行動頻度が減るということはなかったそうです。 おすすめの爪とぎ・9歳未満 猫が最も好むタイプ• キャットツリー2段以上=75. アップライト型=69. 水平置き型=49. 斜め置き型=24. その他=15. 吊り下げ型=5. とぎ面の素材はサイザル麻のロープがベストです。 市販のキャットツリーには多くの場合麻ロープがすでに巻きつけてありますので、そのまま使えばよいでしょう。 しばらく使っていると繊維がほぐれてざんばらになってきますので、ロープだけを交換して上から巻きつけるようにすれば再び魅力が復活します。 猫が家の中でガリガリと爪とぎを始めたら、あらかじめ用意しておいた爪とぎ器をすかさず猫の爪の前にあてがったり、あらかじめ決めておいた爪とぎ場所に連れて行きます。 「あっ!こっちの方がいいや!」と思ってくれたら成功です。 「やっぱり柱の方が良いなぁ…」と思われたら、今度は素材を変えてチャレンジしましょう。 猫のお気に入りが分かるまでは試行錯誤です。 なお、猫にとっての爪とぎは「 自己報酬的行動」と言って、その行動自体がごほうびになるような気持ちのよいものです。 しかしちょっとしたご褒美を与えたほうが使用頻度が高まったという報告がありますので、カロリーの少ないおやつや撫でるといった社会的な報酬を加えた方が、より爪とぎに対するモチベーションが高まってくれると考えられます。 ご褒美のタイミングは爪とぎを終えた直後です。 また、望ましくない場所で爪とぎをしても、怒ったり鼻ピンをしないで下さい。 魅力的な爪とぎを提供できないのは飼い主の責任ですので、あくまでも猫が自主的に「こっちの方がいいや!」と、爪とぎを使ってくれる瞬間が来るまで待ちましょう。 爪とぎでカバーする 絶対にダメです! 「猫の自然な行動を促している」とか「猫のストレス解消になる」などと言い訳をして猫の放し飼いをしている飼い主が一部にいます。 しかしこれは 猫の健康と生命を危険にさらす極めて不適切な行為です。 屋外に出た猫は近所に駐車してあるオートバイや車のタイヤでガリガリと爪とぎをするかもしれません。 車やバイクの所有者からすると面白くないでしょう。 2018年に東京都が公開したアンケート調査では、犬が嫌いな人が5. こうした3倍近い格差の原因は、屋外における迷惑行為と無関係ではありません。 病気や虐待のほか交通事故に遭う危険性も高まりますので、猫を屋外に出すのは絶対にNGです。 爪とぎをなかなか使いません FISを塗るとよいかもしれません。 FISとは「Feline Interdigit Semiochemical」の略で、マーキングの時に前足の肉球から分泌されるフェロモンの一種です。 この指間フェロモンを爪とぎの上に塗りつけておくと、自発的な使用率が高まる可能性が示されています。 使い方は、猫に使ってほしい爪とぎの上にスクラッチマークのように塗りつけるというものです。 フェロモンのほかキャットニップの成分が入っているため、 視覚と嗅覚の両方を刺激して爪とぎへのモチベーションを高めるという仕組みになっています。 海外のamazonなどでは販売されていますので、おまじないとして試してみてはいかがでしょうか。 またたびは効果的? 誘引効果はありますが爪とぎはしないかもしれません。 多くの猫に対して快感をもたらす「またたび」の粉を爪とぎにふりかけておくと、使用頻度が増える可能性があります。 例えばアメリカにあるテキサス・テック大学の調査チームは7世帯に暮らす20頭の猫を対象とし、爪とぎと併用する誘引剤として何が効果的であるかを検証しました。 その結果、またたびとキャットニップを靴下に入れた状態で爪とぎの近くにぶら下げておくと、猫たちが爪とぎでガリガリする持続時間と爪とぎに関心を示すトータル時間が増えたといいます。 またまたたびに限定すると、爪とぎをする頻度も増えたとのこと (:Zhang, 2020)。 ただしまたたびの誘引効果があまりにも強い場合は、爪をガリガリ研ぐのではなく、爪とぎをペロペロ舐めてしまうことがあります。 ただ単に爪とぎが濡れて終わりということもありますので、その猫の体質や好みに合わせて使うようにしてください。 また誤飲誤食の危険がありますので、匂い袋は必ず飼い主が監督した状態でご使用ください。 その他の注意点は以下のページにまとめてあります。 子猫に爪とぎを覚えさせるコツは?.

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子猫の爪切りはいつから?頻度や切り方についても解説

子猫の爪

・このくらいの時期から始めることで、「爪切り」ということに慣れさせる ・動きが活発になってくる前に行っておく ことがあります。 小さい時から爪切りに慣らしておけば、大人猫になってもスムーズに爪切りしやすいです。 また、元気に活動しだす前に爪を切っておく事で、ケガなども防げることになります。 ちなみに、この頃の爪はまだ柔らかいので、爪の先の部分をちょっとだけ切る程度でOK。 爪切りの頻度は、約10日くらいごとに様子を見てあげて、もし伸びているようなら切るようにしてあげましょう。 関連記事: スムーズに子猫の爪切りをする3つのコツ 猫は爪切りが嫌いな子が多く、無理矢理捕まえて爪切りしようとすると、ひっかいてでも逃げようとする子もいます。 そんな時、以下の3つのコツを意識すると、より爪切りがやりやすくなりますよ。 これは、爪切りの時に後ろから抱きかかえるようにしてあげると、安心できる子が多いです。 大人の猫ちゃんを後ろから抱っこすると、猛烈に拒否されることもありますが、子猫なら大丈夫でしょう。 そして、爪切りしながらお話ししてあげるといいです。 飼い主の声でも安心できるため、おとなしくしてくれる可能性が高まります。 なので、猫ちゃんが爪を出したら、なるべく素早く躊躇せずに切りましょう(肉の部分まで切らないように注意してくださいね)。 そして、 動き出したら一旦離してあげるのも大切です。 一気に切ろうとせずに、何本かずつなど少しずつ進めていくとよいですね。 嫌がったら中断してあげることも覚えておきましょう。 これは無意識に強く握ってしまう事もあるので、気をつけたいところです。 関連記事: 爪切りの時に用意するもの 爪切りの時に用意すべき物は、以下のとおりです。 上で書いたように、後ろから抱っこしてあげるといいですね。 なので、まずは爪の部分を親指と人差し指で上下から挟むように優しく押してみてください。 そうすると、爪が外に出てきます。 クイックより手前(爪先の透明な部分)を1. 足の親指も切るのを忘れずに。 どうしても自分でできないときは動物病院などにお願いするのもあり 「猫ちゃんが暴れてどうしても自分で爪切りできない」 なんてときは、動物病院でもお願いする事ができます。 ・・・実はうちで飼っている猫ちゃんの中の1匹も、どうしても暴れて爪切りできない子がいたので、病院の先生に切ってもらっています。 慣れてこれば、そのうち家出も爪切りできるようになるかもしれませんしね。 どうしても無理な場合はいきつけの動物病院などで聞いてみましょう。 まとめ 体の小さい子猫の爪切りとなると、躊躇してなかなか切れない・・・なんてこともあります。 ただ、猫ちゃんにとって爪切りは大切。 定期的なケアは必ず必要になります。 この記事を参考にして、しっかり爪切りをしてあげてください。 関連記事:.

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子猫の爪切りはいつから?頻度や切り方についても解説

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子猫の爪切りいつから必要? ミコ生後11ヶ月の頃の爪 子猫の爪切りはいつからするべきでしょう? わたしが 子猫の爪切りの必要性を感じたのは、生後5ヶ月くらいからでした。 生後1ヶ月を過ぎると子猫は爪の出し入れができるようになり、爪切りは始められます。 ただ 生後1ヶ月~2ヶ月の子猫は爪が小さく、慣れないと爪切りの際に血管と神経が通っている場所(クイックという)を誤って切ってしまう恐れがあります。 爪が小さいうちは、飼い主さんが肉球をさわってムニュッと爪を出すことに慣れさせておく程度でもいいでしょう。 (早く爪切りを始めたほうが猫が爪切りに慣れるという方もいます)。 家族に赤ちゃんがいるなど、 早くから子猫の爪切りをしたい時は、子猫が生後2ヶ月過ぎたくらいで始めるといいですね。 わが家は生後4ヶ月の愛猫ミコを家族に迎えましたが、その時点でまだ爪は柔らかくかわいらしかったです。 爪が硬くしっかりしてきたのは生後5ヶ月を過ぎたあたりから。 生後5ヶ月~6ヶ月になると、爪とぎで壁が傷つくようになり、爪がカーテンやソファーにひっかかるようにもなってきました。 この頃のミコは、伸びる素材のズボンをはいていたわたしの脚に飛びついて爪を立てたままズリ落ち、すねに見事な爪跡をつけてくれたこともありました…。 爪切りが必要だと痛感した出来事でした。 子猫の爪切りは、 早ければ生後2ヶ月をすぎたくらいから、遅くても生後5ヶ月くらいには始めるといいですね。 子猫の爪の切り方 猫の爪の切り方について、YouTubeの参考になる動画をご紹介します。 子猫の爪を切る様子。 爪切りは猫用のものを使用しています。 動画の方は後足の爪も切っていますが、 猫の爪を切る時は前足の爪を優先して切りましょう。 わが家の愛猫ミコは、後足の爪は引っかかることも少なく、無理に切らなくても困りませんでした。 また、足をもつ時は優しくもち、子猫が暴れたら爪切りを中断することも大事です。 慣れないうちは、爪を1~2本切れたらそれでOKです。 子猫にとって爪切りが嫌なことにならないように、爪を深く切り過ぎないように、気をつけてあげましょう。 爪切り中や切ったあとに、優しくなでてほめてあげるといいみたいですよ。 どこまで切る? 猫の爪はどこまで切るべきかお話します。 爪切りの頻度 爪切りの頻度は、生後1年未満の子猫なら1週間~2週間に1回を目安にします。 爪が伸びていないなら頻度にはこだわらず、爪先が尖ってきたら切るようにしましょう。 爪とぎで古い爪が剥がれると下から尖った爪が出てきます。 しばらくすると爪がより頑丈になるので、このタイミングで切れるといいですね。 といってもあまり神経質にならず、定期的に切りましょう。 成猫になると爪が伸びる速度はゆっくりになるので、頻度は月1回程度が目安です。 爪切りしないとどうなる? 猫の爪切りしないと引っかき傷が… 完全室内飼いの猫は、生活しやすくするために爪切りが必要です。 爪とぎしていれば爪切りしなくて大丈夫というわけではありません。 爪切りしないと以下のような危険が• 猫の爪がカーテンなどに引っかかり、猫が爪を折るなどの怪我をする• 家族が引っかかれて怪我をしたり、傷口からの感染で「猫ひっかき病」を発症することがある• シニア猫は爪とぎが減るので、爪が太く巻き爪になって肉球に刺さり化膿することがある• シニア猫は巻き爪になると、歩きにくさから関節などに問題がでることがある 実はわが家、愛猫ミコの爪切りを諦めているので、耳が痛い…。 ミコが生後5ヶ月を過ぎた頃は、脚によじ登られて自分のすねに大きな爪跡ができたので、頑張ってミコの爪切りをしていました。 成猫になった今は脚に登ることはなくなり、ミコは爪切りを嫌がるし、爪切りすると余計に壁をガリガリするので切らなくなってしまいました。 爪切りしていないので カーテンやカーペットに爪がよく引っかかりますし、怪我防止のためには切ってあげたほうがいいですね。 シニア猫になると巻き爪になるリスクもあるとなると、やはり早くから爪切りに慣れさせておくほうがいいですね。 まとめ 子猫の爪切りがいつから必要か、子猫の爪の切り方、どこまで切るか、爪切りの頻度、爪を切らないとどうなるかなどお話しました。 慣れないうちは子猫の爪を切るのは怖いですよね。 自分で切るのが難しければ、動物病院やトリマーさんに猫の爪切りをお願いする方法もあります。 わが家も愛猫ミコの初めての爪切りは動物病院でした。 ミコの避妊手術のときに獣医師さんが切ってくれました。 ちょうど遊び盛りの時だったので、爪切り後は自分に引っかき傷がつくことがなくとても助かりました。 その後は自分でミコの爪切りを何回か行いました。 爪を切り過ぎることのないように気をつけて、やりやすい方法でチャレンジしてみましょう。 こちらの記事もおすすめです。

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