特発 性 大腿 骨 壊死 症。 突発性大腿骨頭壊死症は国の難病指定の病気です・両脚の股関節を人工関節にしたお話し。

特発性大腿骨頭壊死症(人工関節)|障害厚生年金3級

特発 性 大腿 骨 壊死 症

大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)とは? 大腿骨頭壊死症は股関節を構成する大腿骨の骨頭部分への血流が阻害されることにより骨組織が壊死(組織が死んでしまう)状態を引き起こす疾患で、原因によって大腿骨頭壊死症と特発性大腿骨頭壊死症に分類されています。 そもそも大腿骨頭も他の骨と同じように血流によって栄養分の供給を受けていますが、大腿骨頭の場合は腸骨動脈から分岐した大腿回旋動脈と大腿骨頭靭帯動脈という血管が栄養血管として分布していますが、その血管分布が少ないため、何らかの原因で血流が阻害されると骨組織の壊死が生じやすいのです。 大腿骨頭壊死症が進行すると、股関節痛が生じ、ひどい痛みで歩行が困難になる場合があります。 大腿骨頭壊死症と特発性大腿骨頭壊死症との違いは? 大腿骨頭壊死症は大腿骨頚部骨折や外傷性股関節脱臼、放射線照射などが原因がはっきりしている二次的な疾患であることが多いのに対して、特発性大腿骨頭壊死症はその原因が明確になっていない疾患であるという点では異なるものの、両者における症状がほぼ同じ経過を辿りやすいということから、大腿骨頭壊死症の一部と捉えることが一般的なようです。 特発性大腿骨頭壊死症の原因については、アルコールやステロイドなどの関与が指摘されています。 アルコールの長期間多量飲用に起因する血栓形成による血流阻害や、何らかの疾患等の理由でステロイドを使用し続けることに起因する骨代謝(骨を作る過程をいいます)の抑制で骨壊死を引き起こす可能性があり、これらは特発性大腿骨頭壊死症の特徴的な点であるといえます。 大腿骨頭壊死症と特発性大腿骨頭壊死症に共通点はある? 大腿骨頭壊死症および特発性大腿骨頭壊死症における大きな共通点はその症状であるといえます。 具体的な症状について、初期症状においてはたとえ骨壊死が生じたとしても、その段階では痛みは起こりにくいため、自覚症状はほとんど見られないということがあります。 両者に共通する重要なポイントは、骨壊死と痛みは同時期に起こるのではなく時間差があるということです。 つまり一般的には骨壊死から骨頭がつぶれるまでは痛みが現れず、骨がつぶれてしまってから痛みが次第に現れやすくなってきます。 個人差や症状の度合いにもよりますが、骨壊死の範囲が部分的で大きくなければ痛みが現れても軽度の痛みで治まることもある点も共通点として挙げられます。 どちらの大腿骨頭壊死症の場合も、治療法は慎重に検討することが大事 大腿骨頭壊死症の治療については、年齢や生活環境、基礎疾患の有無などを考慮したうえで各々に合った治療法を選択する必要があります。 治療法には大きく保存的治療と手術的治療があり、骨壊死の範囲や症状または予後の観点から判断されることになります。 骨壊死の範囲が大きくなければ保存的治療で杖などの歩行補助具の処方や重量物を提げないなどの生活指導、痛みに対する投薬治療で経過を見る場合がありますが、一方で比較的年齢が若く早期に社会復帰が必要な場合は手術治療の適応になる場合があります。 また高齢者では寝たきりに繋がるリスクを考慮して手術治療の適応になる場合があります。 なお、何らかの基礎疾患がある場合ではいずれの方法においても治療により疾患を悪化させてしまうリスクがあることから慎重に進めていく必要があります。 おわりに:特発性でもそうでなくても、大腿骨頭壊死症の治療方法は慎重に選択することが重要! 大腿骨頭壊死症は、初期のころは痛みがなくても、進行することで痛みが強くなり歩行困難に陥ることもあります。 大腿骨頭壊死症と特発性大腿骨頭壊死症は、原因に違いはありますが、治療法や症状などについてはほとんど同じです。 どちらも予後や症状を十分に考慮し、医師と相談しながら納得できる治療方法を選択しましょう。

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大腿骨頭壊死とは。手術によって治るのか?

特発 性 大腿 骨 壊死 症

お品書き• 突発性大腿骨頭壊死症とは? 簡単に言うと、脚の根本の骨の頭の部分(大腿骨頭)の部分が血流の低下によって壊死してしまう病気です。 (壊死と言っても骨が腐るわけでは有りません。 ) ただ、この突発性大腿骨頭壊死症になっても即、痛みを発症するという事ではなく、大腿骨頭の部分が壊死により陥没して、その可動域に支障が有る場合にその痛みを感じます。 症状が軽い場合は人工関節などの手術をしなくても通常の生活に支障の出る事は有りませんが、その症状が重い場合には人工関節や骨切り術などの手術をする場合が多いです。 古くは美空ひばりさんがなり、最近では俳優の坂口憲二さんがこの病気になって俳優業を引退していますね。 自覚症状は? この大腿骨頭壊死症は、初期の段階では自覚症状は無いというのが普通らしいです。 私の場合は仕事をしていて痛みを感じて病院に行きましたがそこの整形外科ではレントゲンを撮ったりして診察をされましたが、はっきりとした原因は分からないとの事で、痛み止めを処方してもらって、痛みをこらえながら仕事をしていました。 いつ突発性大腿骨頭壊死症になってしまったか? これはいつこの病気になったかというのは正直分からないです。 というのも前述した様に、痛みが出て初めて突発性大腿骨頭壊死症になったという事が判明する場合が多いからです。 私の場合は今から14年ほど前の事ですが、まだサラリーマンでバリバリ仕事をしていた時に右脚に違和感というか、痛みを感じた事からこの病気になっていることが判明しました。 当初は痛みもそこまで酷く無かったので、近所の整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらいましたが、その時はこの病気になっているとは診断されず、原因不明という状態でした。 そこで痛み止めを貰いながら働いていましたが、半年ほどすると、その痛みで歩くのも苦痛になり、次第に仕事を休む事が多くなり、原因不明という事で不安にかられて、別の整形外科で診てもらいましたが、その病院でも、やはり原因不明という事で、会社には病欠という事で、しばらく休暇を頂きました。 ですが病欠をして半年ほど経った時に、その当時勤めていた会社から 『これ以上、原因不明という病気での休暇は認められない』という事で、当時働いていた会社を退職しました。 当時、私が住んでいたアパートは祖母の持ち物でしたし、貯金もそこそこ有りましたので、生活に困る事はありませんでした。 それでも食事をするにも脚の痛みで買い物に行けなく、家に引きこもりがちでしたので、食事はもっぱら出前でしたので、会社員時代は70㎏後半から80㎏弱の体重でしたが、毎日、出前での食生活をしていたら、半年ぐらいで体重は倍ほどの150㎏を超える体重になっていました。 この時に、もっと早く大きな病院で診察を受ければ良かったと今思うと悔やんでおります。 そして突発性大腿骨頭壊死症が判明する。 そんな生活の中、それまでに2軒の街の整形外科で診てもらっていましたが、流石に我慢出来ずにちょっと大きな整形外科に診察をしてもらいに行って、そこの病院で、ここでははっきりとした原因は分からないですが、もしかしたら突発性大腿骨頭壊死症かも知れないとの事で、某大学病院を紹介されて、そこで精密検査をして、ようやく突発性大腿骨頭壊死症と診断されました。 そして人工関節置換手術をする。 そしてそこの某大学病院で、人工関節置換手術の前に、もしかしたら骨切り術という、自骨を使っての手術が出来るかも知れないとの事で、その道のスペシャリストの居る病院を紹介されて、診察に通っていました。 ですが結果的に、骨切り術は独り暮らしの方では予後が心配という事と、私の場合は片足だけではなく、両脚ともに突発性大腿骨頭壊死症になっているとの事で、最初の大学病院で、人工関節の置換手術をする事となりました。 私の場合は前述した様に両脚共にこの病気になっているという事で、先に症状の進んでいる右脚を人工関節にして、その1年後に左足も人工関節にするという手術の進行でした。 人工関節の手術について。 人工関節の置換手術に関しては、大きな病院でしたら大体の病院で手術を行う事が出来ますが、出来たら人工関節の置換手術に実績の有る大手の大学病院がやはり良いのかと思います。 突発性大腿骨頭壊死症の人工関節の置換手術は割と難易度の高い手術ですので、例えば人工関節を入れる事によって、実績の有る上手い医師ならば、両脚の長さにズレが生じる事も少ないですが、これが不慣れで、実績の無い医師が手術をすると両脚の長さにズレが生じて来る場合も有ります。 なので出来ればネットなどで調べて、大腿骨頭壊死症の人工関節置換手術の症例の多い病院での手術が一番良いのかとも思います。 また痛みに関しては全身麻酔での手術になりますので痛みは感じません。 術後も痛み止めを処方されるので、痛みに関してはそこまで気にする必要も無いと思います。 (それでも当時はかなり痛かった記憶も有りますが。 ) 人工関節置換手術の予後。 人工関節の置換手術は、その程度によって手術の時間も異なるかと思いますが、大体5時間少々である場合が多いかと思います。 そして、これは私の場合ですが、人工関節置換手術から2週間ぐらいから徐々に軽いリハビリを開始して、1ヶ月ほどそこの大学病院に入院した後に、そこの 大学病院の関連施設のリハビリ専門の病院に転院して、約1ヶ月ほどリハビリをして歩けるようになりました。 ただ前述した様に、大腿骨頭壊死症と診断されるまでにかなりの時間が掛かってしまい、結果、体重が2倍ほどに増えてしまったのは誤算で、通常ならばリハビリの終了後に、通常の生活に戻れる事が可能ですが、私の場合は体重が倍ほどになってしまいましたので、その予後にはかなり苦労しました。 2回目の手術。 そして右脚の人工関節置換手術から1年ほど経った時に既に発症していた左の脚も人工関節への置換手術をしました。 そして左脚の人工関節置換手術の後は何故かリハビリ施設に転院はされなかったです。 これは正直、不思議なのですが、多分、リハビリ施設での素行不良が原因だったのかと思います。 突発性大腿骨頭壊死症の原因 この病気に関しては一説によると、大量の飲酒歴が長い方であるとか、ステロイドの大量投与を長期間なされていた方がなる確率が高いと言われていますが、未だ、その原因は特定されていないようです。 発症する年齢は大体30代~50代の方が多いと聞いておりますが、私も発症したのは30代半ばでの発症でした。 突発性大腿骨頭壊死症は国の指定難病です。 この病気は現在、国の特定難病に指定されています。 国の特定難病という事で、役所に申請するとその後の病院への通院に掛かる医療費なども免除される事も有ります。 また人工関節にした場合は障碍者認定されて各都道府県から発行される、障碍者手帳を貰えます。 片足だけですと、障碍者の等級は4級程度の扱いになるかと思われますが、そういった事は病院のケースワーカーなどに聞いてみると詳しく教えてもらう事が出来ます。 私の場合は、片足だけ人工関節になった時の障碍者の等級は4級でしたが、左脚も人工関節にした時に、医師から両脚共に人工関節にした場合は障碍者の等級が4級から3級になる可能性が高いとの事で、申請をしてみましたら、等級が4級から3級に上がりました。 特定難病の身体障碍者への国の支援。 特定難病の身体障碍者には国や各都道府県からの支援が有ります。 私の場合は身体障碍者3級で、東京都在住ですので、東京都から年に1回、タクシーチケットがもらえます。 そして都電や都バスなどの東京都が運営する交通機関はパスがもらえて、無料で乗車する事が出来ます。 また、身体障碍者手帳を提示するとタクシーも割引料金での乗車が可能です。 そして、国の特定難病に指定されているので、毎月僅かでは有りますが補助金が出ますので、突発性大腿骨頭壊死症で、人工関節などの手術をした場合は忘れずに、各都道府県に難病の申請を出す事をお勧め致します。 難病申請は手続きがやや面倒では有りますが、大体、市区町村に1軒は有る保険センターなどでも申請を出来ますので、難病申請は申請していた方が今後の医療費などを考えると申請して損は無いですので、難病申請をしていた方が何かと良いかと思います。 以上、簡単では有りますが突発性大腿骨頭壊死症に自分がなってからの事を記事にしてみました。

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大腿骨頭壊死とは。手術によって治るのか?

特発 性 大腿 骨 壊死 症

大腿骨内顆骨壊死 大腿骨内顆骨壊死(膝特発性骨壊死)も患者さんが多い疾患です。 50歳以上の方に好発し、典型的には歩いていたりする時に急に膝に激痛が起こって発症します。 また前から変形性膝関節症があって、その経過中に合併することもよくあります。 通常、単なる痛み止めの薬や関節注射などの一時的な治療法では進行して人工関節などの手術になってしまうこともよくあります。 大腿骨内顆骨壊死(えし)とその治療法の説明 一般的に60歳以上の中高年の女性に多くみられる膝の病気です。 主に体重のかかる大腿骨の内側、顆部(かぶ)という場所に骨壊死が生じます(図1)。 特に発症時は膝の激痛を伴うことも少なくありません。 発症後1~2カ月はレントゲンでは変化がみられないため、特有な初期症状がない例では、この年代に良くみられる変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)と区別できないことも多くあります。 初期のレントゲン所見は、病巣がある内顆(ないか)という部分の関節面の丸みが扁平(へんぺい)となります(図2)。 続いて関節軟骨(かんせつなんこつ)の下にある骨が丸く透けて見えるようになり、その周りは骨が硬くなってみえる骨硬化(こつこうか)像を呈します。 MRIという検査(図3)が診断には極めて重要であり、早期診断が可能です。 病期が進むと、関節面は陥凹し、さらに関節の隙間が狭くなると末期の変形性膝関節症へと進行してしまうこともあります。 病態 大腿骨顆部の骨髄(こつずい)にはその場所を栄養する血行路が限定されるという特性が関与していると考えられています。 ステロイドの連用に続発する場合もありますが、明らかな原因がなく発症する場合もあり特発性(とくはつせい)と呼ばれます。 特発性は60歳以上の女性に多く発生し、高齢で骨が弱くなっているところに力が加わり、軽微な骨折がおこっていることが原因とも考えられています。 しかしその詳細は未だ不明です。 治療 大きく分けて保存療法と手術療法の二つの治療法になります。 壊死の大きさ、患者さんの症状、年齢などを総合的に判断して治療を選択します。 壊死範囲が小さい例では自然に痛みが軽快することもあり、主に保存療法が選択されます。 私達は現在この膝骨壊死症に対して以下の方法で治療を行います。 疼痛が強い時期には消炎鎮痛剤や注射など• 自宅で行える運動療法やリハビリテーション指導• 骨粗鬆症のお薬を用いる方法• 靴の中に入れる中敷き(足底板)を用いる方法 特発性大腿骨顆部骨壊死症は上記の通り、まだ原因や病態が完全に解明されておらず、病期が進行するといずれ罹患部位の人工関節手術が必要となることもあります。 これを早期発見した時点で有効な治療をすれば、病期進行を食い止めたり、壊死した部位を修復して人工関節手術を回避することが期待できますが、今日まで有効な治療方法は確立されていません。 壊死を起こしているからと、いきなり手術を行う必要はありません。 患者さんの症状やレントゲンでの進行具合などから総合的に判断し、これらの方法を適宜組み合わせます。 私達の以前の研究では、従来であれば人工膝関節手術になるような症例でも、保存療法のみで、痛み無く日常生活を営めるまで回復し、手術を回避できた患者さんが多いことがわかりました。 しかし範囲が進行してしまい、症状が改善しない場合には手術療法が選択されることもあります。 手術には以下のオプションがありますが、その場合にも、病態や患者さんの年齢、活動性などに応じて術式を選択します。 大腿骨顆部骨壊死症は、まだ原因や病態が完全に解明されておらず、定期的な経過観察が必要となります。 しかし、有効な治療を選択すれば病期進行を食い止めたり、外科的な侵襲(手術)を回避することも十分に期待できます。 ご不明な点など、いつでも膝関節専門医の外来にてご相談下さい。 こちらも併せてご覧ください.

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