寅 さん。 三ん寅

男はつらいよ

寅 さん

ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」 1969年のシリーズ開始から50年目となる今年(2019年)、12月27日に公開の映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』。 いまなお多くのファンに愛され続けている、『男はつらいよ』シリーズ。 気の向くままに日本全国を旅する寅さんだが、実はオーストリアのウィーンへも、寅さんは赴いている。 調べてみると、寅さんの地元「葛飾区」と、音楽の都「ウィーン」のフロリズドルフ区は友好都市になっているという。 葛飾区の地域振興部 文化国際課長・土屋俊昭さんに、立川晴の輔が話を伺った。 晴の輔:帝釈天に行くと、いまだに寅さんの格好をした人を見かけたりします。 「寅さんの街」といっても過言ではありませんね。 晴の輔:「葛飾区」と「ウィーン」のフロリズドルフ区が、友好都市になっているのですよね? 土屋:1987年11月に友好都市提携を締結して、友好交流が始まっております。 晴の輔:友好都市になったことがきっかけで、「ウィーン」で寅さんの映画を撮ることになったのですか? 土屋:そうですね。 2年後の1989年に、第41作の『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』が公開されました。 寅さん公園 晴の輔:友好都市になったきっかけはあるのですか? 土屋:1986年に、親日家であった当時のウィーン市長、ヘルムート・ツィルク氏が偶然、来日される飛行機内で『男はつらいよ』をご覧になったそうです。 映画で描かれている柴又の下町情緒、人々の温かさが、ウィーン市郊外の風景や市民気質に似ていると、強い印象を持たれたのがきっかけだそうです。 晴の輔:景色が似ているのですね。 土屋:昨年(2018年)秋に、私も『フロリズドルフ区』に行ってまいりました。 ドナウ川に面した閑静な住宅街の街並みと、江戸川に面した柴又の風景は、とてもよく似ていました。 レストランに入ると地元の方々は、きさくに笑顔で挨拶してくれたり、みなさんで会話を楽しんでいる様子を見ると、葛飾の下町人情と同じような心の温かさを感じました。

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寅さん

寅 さん

役名:柳りつ子(画家) フランス人の映画監督と結婚後、パリに居を構えていた岸恵子らしく、芸術家という役どころで登場。 寅さんのことを「熊さん」と計6回も言い間違えるなど、相当な天然ぶりを発揮するマドンナであるが、トレンチコートの見事な着こなしなどはさすがにパリジェンヌ。 第12作「男はつらいよ私の寅さん」評論 シリーズ観客動員歴代1位!人情味と奔放な寅さんのバランスがちょうど良い、笑って泣ける人情喜劇 第12作『私の寅さん』は、全体的にポップで楽しい印象の作品であると同時に、男はつらいよが初期作品とは明らかに違う質感の映画になったことを印象づける作品でもある。 どう考えたって100%騒動がおこりそうな設定の妙と、斬新なカット割りなどの演出により、このパートには弾むような楽しさがある。 しっかりとオチがつき、楽しい導入部が終わると、物語はマドンナりつ子(岸恵子)との恋愛を描く後半パートに突入する。 本作は前半と後半で全く別の映画であり、このような作品はシリーズ48作中本作のみ。 珍しい。 マドンナの登場は、いきなり寅さんとの大ゲンカからスタートする。 このケンカで寅さんは怒り狂うが、その後花束を持って謝りにきたりつ子を見た瞬間、態度はころっと豹変。 お約束どおり、やっぱり惚れてしまう。 このシーン、マドンナが「寅さん」を「熊さん」と言い間違えるギャグが挿まれているが、このようにわかりやすい小ネタがあちこちに散りばめられているのが本作の特徴。 ポップで楽しい作品の印象は、このようなギャグの多さによっても形づくられている。 ここ数作、どちらかというと受け身の恋であった寅さんは、本作では恋愛マシーンとしてエンジン全開。 マドンナのふとした言動に、喜怒哀楽を目一杯に表現する。 恋に浮かれる寅さんのおかしさは、シリーズ最初期に立ち返ったような印象を与えるが、マドンナの苦悩が作品の中心に据えられているため、寅さんはただ恋に浮かれているわけにはいかない。 マドンナりつ子の後見をさくらにお願いしながら旅に出るくだりには、渥美清の抑えた演技がぐっと効いている。 寅さんの恋愛には、もはや恋心よりも慈悲の心の方が勝ってしまうのである。 人情とペーソスの味付けは、回を重ねるごとに少しづつ濃度を増し、本作ではいよいよ誰もがはっきりと知覚できるメインの味付けへと変化している。 人情とペーソスが映画の主調になることで、男はつらいよは初期作品とは明らかに違う質感の映画となったのだ。 本作は、この人情味と奔放な寅さんの楽しさが程よいバランスで保たれており、映画としての成熟を感じさせる。 シリーズ最多観客動員241万人も納得の、大いに笑ってホロリと泣かせる、堂々たる人情喜劇作品だ。

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三ん寅

寅 さん

『男はつらいよ』のシリーズでも、吉永小百合さんの演じた歌子さんのマドンナの作品が好きだった。 それで歌子さんの気持ちで歌言葉にしてみました。 そう友達と旅行の時かな 北陸の街にあなたはいたの ただ楽しくて 笑ってた そうあの時 悩んでたの 彼との結婚とか父のこととか でも あなたといると とても素直に要られたの 私が何かを決めて 前に進む時に そう寅さんあなたがいつも いつも背中を押してくれる それから何年も経ったある日 私は彼を亡くして 生きる希望すら失いかけてた 津和野の彼の実家にいた時 寅さんあなたが突然に 目の前に現れたの とても驚いたけど とても嬉しかったの 寅さんと話してたら いつしか迷いも消えてた そして一人で歩いて行く そんな勇気がもらえたの あれから私も頑張ったよ 小さな島で子どもたちと 走り回り 保育士として ここまで生きてこられた もう何十年も経ったのね また会いたいなぁ いままでのこと いっぱいあなたに話したい 私が何かを決めて 前に進む時に そう寅さんあなたがいつも いつも背中を押してくれる ねえ 寅さん あなたに会いたいの またぶらっと ここに来てくれないかな 寅さん いま 何処にいますか あなたとまた会えますか あゝあなたに会いたいなぁ あゝ寅さんに会いたいなぁ 歌子より 寅さんへ 〜よっさん〜 池之内画伯がスケッチブックに描いた落書きを売って、とら屋に残した7万がありました。 後日さくらさんが、わざわざ画伯のご自宅まで出向き返却されていました。 返却されたのは、画伯ご自身が食されたうな重の代金の残金となる6万数千円であろうと思われます。 でも、相手は日本屈指の... 大画伯、さらにはとら屋さんが被った迷惑料その他と割り切れば、別に無理してお返ししなくてもいいのでは、と私は思うのですが・・・。 同じようなことが、22作でもありました。 旅先で、博さんの父上のお財布から、寅さんが帰りの汽車賃を拝借したようでした。 でも、それもさくらさんから後日お返しされていました。 ほっとする一瞬です。 車家の方々は本当に律儀です。 これが首尾一貫とした山田監督のお考えなのですね。 初めて男はつらいよを観たのは、ハイビスカスの花らしいのだが、リアルタイムでの記憶には無い。 勿論、今では全作(アニメ版、ドラマ版も含む)視聴済み。 その中で一番は中々難しいが、やはりこの作品は、完成度がずば抜けている。 おそらく五指に入るくらいに。 備中高梁を舞台に、寺と... 寅をかけたのかは分からないが、坊主になった寅さんが騒動を巻き起こす。 なのに何故か爽やかな視聴感になる。 それこそ、ある意味理想の映画ではないだろうか?映画史に残るような銘作は、そのような作品が多い。 だから男はつらいよが半世紀も愛されているのだろうし、新作も作られるのだろう。 寅さん、ありがとう。 当時 母親を亡くしたばかりで 落ち込んでばかりはいられないからと父親が映画に誘ってくれました。 当時私が観たかった流行りのアメリカ映画と ハシゴで観たこの映画。 大画面で繰り広げられる笑いと温かさに包まれ なんとも ほんわかとして... 映画館を出たものです。 帰りに 父親が 寅さんの湯の平荘での焼香のシーンなど 面白かったなぁと笑って何度も話してた事を思い出します。 その五年後にその父親も亡くなり、懐かしさも相まって 寅さんの作品を観るようなり、ほぼ全作ハマってしまいました。 今では2人の息子も大ファンです。 寅さん作品を観るたびに 懐かしい故郷に帰ったかのような なんとも言えない温もりと元気を貰っています。 人としての道理や優しさ、家族愛、今の時代だからこそ 若い人たちにも観てほしいと思える作品ばかりです。 この花も嵐も寅次郎は、若き日の沢田研二さん演じる親孝行の三郎青年と田中裕子さん演じる蛍子ちゃんの恋愛模様と2人を応援しつつ蛍子ちゃんに想いを寄せる寅さんをユーモラスの中にもせつなさが盛り込まれ た作品です。 また九州大分、別府の湯けむり風景が 素晴らしく旅情感満載です。 笑いあり涙ありの最高な寅さん。 これからも ずっとずっと大好きです。 寅次郎の深さというか、愛というか、アメリカ嫌いだった寅次郎が最後にマイコーへ伝えたセリフに心が打たれます。 どれだけ己の境遇が不幸であろうが、愛するひとと結ばれない悲しみを背負っていようが、困っているひとや落ち込んでいるひとを見たら自分そっちのけで放って置かないのが寅次郎。 その言葉... はなんの根拠も無いはずなんです。 けれども、寅さんに励まされたら思わず笑みがこぼれちゃうくらい粋でカッコいいんです。 「いいか、へこたれるんじゃないぞ。 今にきっといい事あるからよ。 おめえなら幸せなれるからよ。 」 って。 誰にでもそんな風に励まして、元気づけてくれる寅次郎。 さくらにフラれたマイコーを気遣ったラストが忘れられません。 いつまでも心響いてます。 そんなひとを側で感じられる思いでした。

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