レボチロキシン 市販。 医療用医薬品 : レボチロキシンNa

レボチロキシンNa錠25μg「サンド」の効果・用法・副作用

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効能・効果 [ ] 日本で承認されている効能・効果は、、、(原発性および下垂体性) 、(以上錠剤 )および乳幼児甲状腺機能低下症(散剤 )である。 レボチロキシンは生涯にわたり甲状腺ホルモンの投与が必要なの患者に用いられる。 で(TSH)が低下していると考えられる場合にも投与される。 結節性甲状腺障害や甲状腺癌でTSHの分泌が抑制されている場合にも用いられる。 作用機序 [ ] レボチロキシンは化学合成した(T 4)そのものである。 そのままあるいは(T 3)に代謝されて効力を発揮する。 T 4およびT 3は細胞核の甲状腺受容体蛋白質に結合してDNAの転写ならびに蛋白質の合成を制御し、代謝に影響を与える。 禁忌 [ ] 急性期の患者では、基礎代謝が増加する事で心負荷が増大するので禁忌とされている。 製剤成分に過敏症を有する患者またはあらゆる甲状腺中毒症(病因の如何を問わない)の患者にも投与できない。 糖質コルチコイドの代謝消失が増加してをきたすおそれがあるため、未治療の副腎機能不全患者にも用いてはならない。 錠剤は嚥下困難な患者にも使えない。 副作用 [ ] 重大な副作用として挙げられるものは、いずれも発生頻度は不明ながら、狭心症、肝機能障害、黄疸、副腎クリーゼ、晩期循環不全(低出生体重児、早産児。 )である。 TSHが長期間抑制されていると、しばしば心臓系の副作用を起こし、また骨密度を減少させる。 低TSH血症はの原因となる。 レボチロキシンへのアレルギー反応として、呼吸困難、息切れ、顔と舌の腫張が起こることがある。 レボチロキシンの用量が多すぎると、の症状を呈する。 すなわち、、腹痛、嘔気、不安、混乱、興奮、、体重減少、食欲亢進である。 また大過量投与の症状として、、、、、無症候性がある。 大過量投与は命を脅かす可能性がある。 治療は対症療法である。 症状はの興奮によるものであるので、を用いることが多い。 過量投与の症状は、服用後6時間〜11日程度持続する。 吸収は空腹時に増加し、ある種の吸収不良症候群、ある種の食物、年齢によって低下する。 生物学的利用能は食物繊維により低下する。 遊離型のホルモンのみが活性を持つ。 代謝 [ ] 甲状腺ホルモンの主要代謝経路は脱ヨウ素化であり、肝臓が主にT 4の脱ヨウ素化を担っているほか、腎臓や他の臓器でも脱ヨウ素化が起こる。 1日服用量の8割が脱ヨウ素化されてT 3(トリヨードサイロニン)とrT 3(3,3',5'-三ヨード- L-サイロニン)が等量生成する。 排泄 [ ] 脱ヨウ素化以外にも、甲状腺ホルモンは腎臓から排泄され、又グルクロン酸抱合されて胆汁中へ排泄されする。 甲状腺機能が正常の場合の半減期は6〜7日であるが、機能低下症の場合は9〜10日、機能亢進症の場合は3〜4日である。 循環血中のT 3はその8割が腎臓から排泄される。 残りの2割は糞中に排泄される。 尿からの排泄は、年齢と共に減少する。 薬物相互作用 [ ] 食物や他の物質がレボチロキシンの吸収を阻害し得る。 やのサプリメントの摂取はレボチロキシンの服用と4時間以上離す必要がある。 を含む食品の摂取とは3時間以上離すべきである。 その他にレボチロキシンの吸収を妨げるものとしては、やを含む、 ()、、、、 ()、が挙げられる。 なお、コレスチラミンなどのようにレボチロキシンを吸着し大便中へと排泄される性質を持ったものを利用して、何らかの理由で多量にレボチロキシン製剤を服用した際の対処法の1つとして、レボチロキシンがなるべく吸収されないようにする方法が知られている。 はレボチロキシンの吸収を遅らせるが、20歳〜30歳の健康成人10名(男8、女2)での検討結果、若年成人については生物学的利用能に明らかな影響を与えないことが判明した。 8名の女性を対象とした検討の結果、はレボチロキシンの吸収を阻害するが、を摂取した時程ではないことが判った。 他に重篤な副作用を引き起こし得るものとして、併用時のと のほか、やはその毒性を増大させられる。 その一方、は甲状腺での代謝に影響を与えて甲状腺機能亢進症または甲状腺機能低下症(こちらの方が多い)を惹起する [ ]。 用量 [ ] またはの症状を取り除き、血中のT 4、T 3濃度を正常値に保つ事が要点である。 1年に1〜2回の検査でT 4、T 3濃度ならびにTSH濃度を確認すべきである。 投与量は患者の年齢、身体状態、体重、服薬遵守度、食事によって変化させる。 患者の状態を観察し、定期的に必要に応じた用量調整をする必要がある。 レボチロキシンは空腹時(食前30分〜1時間前)に服用すると良い。 通常、甲状腺ホルモン補充療法では毎日朝食の30分前に服用する。 朝食前に服用するのが困難な場合は、就寝前に服用しても良い。 JAMA 誌に公表された処では、就寝前服用のほうが効果が高いとされる。 甲状腺ホルモン補充療法で服薬遵守状況が悪いと、適正量を処方されていてもTSHが上昇する。 注意を要する患者 [ ] 高齢者 [ ] 50歳以上の患者ならびに虚血性心疾患が予想される患者では、レボチロキシンを少量から服用開始すべきである。 甲状腺ホルモンは心拍数と心収縮力を上げて心筋の酸素要求量を増加させるため、高用量で服用開始すると急性冠動脈疾患または不整脈を起こす危険がある。 妊婦 [ ] 米国(FDA)のはAである。 レボチロキシンで先天異常のリスクが上昇するとは示されておらず、妊娠中も服用を中止すべきでない。 さらに、甲状腺機能低下症と診断された妊婦には、、早産の危険があるのでレボチロキシンを服用すべきである。 甲状腺ホルモンの必要量は妊娠期間中を通じて増大する。 増量5週後に、甲状腺機能試験を実施すべきである。 乳汁への移行 [ ] 母乳中からわずかな甲状腺ホルモンが検出されるが、乳児の血中甲状腺ホルモンに影響する量ではない。 加えて、乳児および授乳中の母体でレボチロキシンの副作用が報告された例はない。 正常な乳汁分泌には適正量の甲状腺ホルモンが必要であるので、授乳中は適切な量のレボチロキシンを服用すべきである。 小児 [ ] レボチロキシンを小児に投与する場合は、年齢および体重を考慮すべきである。 個々の患者の臨床症状および臨床検査値で用量は変化する。 小児の甲状腺機能低下症の治療目標は、年齢相応の精神的・肉体的発達の達成・維持である。 症状の持続 [ ] 甲状腺機能低下症で適正量のレボチロキシンを服用している患者の一部で、TSH量が正常範囲内であるにもかかわらず症状が消退しない場合がある。 その場合は、臨床検査や臨床評価で当該症状の他の原因がないか検討すべきである。 また患者が服用している他の薬剤やサプリメントにも注意を払うべきである。 無症候性甲状腺機能低下症 [ ] 無症候性甲状腺機能低下症は血中TSH上昇と血中T 4値正常とで定義される。 この様な患者では症状はなく 、治療すべきか否か議論が分かれている。 治療する利点の一つは、甲状腺機能低下症の顕在化を予防できる事である。 粘液水腫性昏睡 [ ] 粘液水腫性昏睡は甲状腺機能低下症の重篤な病態であり、意識レベルの低下と低体温を伴う。 死亡率が高く緊急を要するので、直ちににて 甲状腺ホルモン投与とそれぞれの臓器の合併症治療を進めなければならない。 冠動脈疾患疾患を有する患者では減量する。 剤形 [ ] 日本では錠剤が5種類(12. そのほか、筋肉内注射、静脈内注射で使用される国もある。 開発の経緯 [ ] チロキシンは1914年にブタの甲状腺抽出物から単離された。 は1927年に達成された。 注釈 [ ]• 新生児晩期循環不全(Late-onset Circulatory Collapse)とは、主に妊娠30週未満の早産児が、出生後に血行動態が一旦安定した後、数日から数週間後に血液の循環不全に陥った状態である。 急性期離脱後循環不全とも呼ばれる。 製剤のような強心剤や、輸液などはあまり有効ではなく、むしろ、製剤を投与すると改善しやすいことが知られている。 なお、この時の早産児の血中濃度は低下傾向にある場合もあれば、基準値範囲内にあることもある場合もある。 これらを併せて、恐らく早産児にではないかとも言われている。 出典 [ ]• World Health Organization 2013年10月. 2014年4月22日閲覧。 () 1995年. Motion picture. 2013年2月11日閲覧。 Wikipedia article: ()• Vaidya B, Pearce SH 2008. BMJ Clinical research ed. 337: a801. The Lancet 363: 798 of 793—803. 2014年4月20日閲覧。. 2015年10月10日閲覧。 2015年10月10日閲覧。 American Academy of Family Physicians. 3 86 3 : 246 of 244—251. 2014年4月20日閲覧。. Svensson J, Ericsson UB, Nilsson P, Olsson C, Jonsson B, Lindberg B, Ivarsson SA May 2006. The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 91 5 : 1729—34. Dietlein M, Wegscheider K, Vaupel R, Schmidt M, Schicha H 2007. Nuklearmedizin. Nuclear medicine 46 3 : 65—75. Mandel SJ, Brent GA, Larsen PR 1993. Annals of Internal Medicine. 6 119 6 : 492 of 492—502. 2014年4月20日閲覧。. 2014年4月20日閲覧。 LexiComp. 2014年4月20日閲覧。 Frilling A, Liu C, Weber F 2004. Scandinavian journal of surgery : SJS : official organ for the Finnish Surgical Society and the Scandinavian Surgical Society 93 4 : 278—81. RxList. 2010年7月18日閲覧。 WebMd. 2010年10月31日閲覧。 Sherwood, Lauralee 2010. Human Physiology. 694. Ruth H. Michel, Patricia J. Neafsey, Laura Cox Dzurec 2004. The Internet Journal of Advanced Nursing Practice 6 2. 2 (「過量投与」の節を参照)• Lilja JJ, Laitinen K, Neuvonen PJ September 2005. Br J Clin Pharmacol 60 3 : 337—41. Benvenga S, Bartolone L, Pappalardo MA, Russo A, Lapa D, Giorgianni G, Saraceno G, Trimarchi F March 2008. Thyroid New York: Mary Ann Liebert, Inc. 18 3 : 293—301. 2009年5月16日閲覧。. Jasek, W, ed 2007 German. Austria-Codex 62nd ed. 8133—4. Medscape 2015年2月19日. 2015年10月10日閲覧。 Kendall EC 1915. Med. Assoc. 64: 2042—2043. 外部リンク [ ]•

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狭心症、陳旧性心筋梗塞、動脈硬化症、高血圧症等の重篤な心・血管系の障害のある患者[基礎代謝の亢進による心負荷により、病態が悪化するおそれがあるので、投与する場合には少量から開始し、通常より長期間をかけて増量し維持量は最小必要量とすること。 ] 副腎皮質機能不全、脳下垂体機能不全のある患者[副腎クリーゼを誘発し、ショック等を起こすことがあるので、副腎皮質機能不全の改善(副腎皮質ホルモンの補充)を十分にはかってから投与すること。 ] 低出生体重児、早産児[低出生体重児や早産児では、晩期循環不全を起こすことがあるので、児の状態を観察しながら投与すること。 ] 糖尿病患者[血糖コントロールの条件が変わることがあるので、投与する際にはこの点に十分配慮すること。 ](「3. 相互作用」の項参照) 高齢者(「5. 高齢者への投与」の項参照) 重要な基本的注意 クマリン系抗凝血剤 ワルファリンカリウム等 クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、併用する場合にはプロトロンビン時間等を測定しながらクマリン系抗凝血剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。 甲状腺ホルモンがビタミンK依存性凝血因子の異化を促進すると考えられている。 交感神経刺激剤 アドレナリン ノルアドレナリン エフェドリン・メチルエフェドリン含有製剤 交感神経刺激剤の作用を増強し、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大するおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。 甲状腺ホルモンがカテコールアミン類のレセプターの感受性を増大すると考えられている。 強心配糖体製剤 ジゴキシン ジギトキシン等 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下し、甲状腺機能低下状態では上昇するとの報告があるため、甲状腺機能亢進状態では通常より多量の、甲状腺機能低下状態では通常より少量の強心配糖体製剤の投与を必要とすることがある。 併用する場合には強心配糖体製剤の血中濃度をモニターするなど慎重に投与すること。 強心配糖体製剤の吸収率、分布容積、肝代謝、腎排泄速度等の増減が関与していると考えられている。 血糖降下剤 インスリン製剤 スルフォニル尿素系製剤等 血糖降下剤を投与している患者において、本剤を投与すると血糖コントロールの条件が変わることがあるので、併用する場合には血糖値その他患者の状態を十分観察しながら両剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。 糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。 コレスチラミン コレスチミド 鉄剤 アルミニウム含有制酸剤 炭酸カルシウム 炭酸ランタン水和物 セベラマー塩酸塩 ポリスチレンスルホン酸カルシウム ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 同時投与により本剤の吸収が遅延又は減少することがあるので、併用する場合には本剤との投与間隔をできる限りあけるなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と結合し吸収を抑制すると考えられている。 フェニトイン製剤 カルバマゼピン フェノバルビタール これらの薬剤は本剤の血中濃度を低下させることがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。 これらの薬剤は甲状腺ホルモンの異化を促進すると考えられている。 アミオダロン アミオダロンは甲状腺ホルモン値を上昇又は低下させるおそれがあるので、併用する場合には甲状腺ホルモン値に注意し、慎重に投与すること。 アミオダロンが甲状腺ホルモンの脱ヨード化を阻害することが考えられている。 経口エストロゲン製剤 結合型エストロゲン エストラジオール エストリオール等 経口エストロゲン製剤は甲状腺ホルモン値を低下させるおそれがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。 経口エストロゲン製剤がサイロキシン結合グロブリンを増加させることが考えられている。 副作用.

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レボチロキシン+鉄剤、アルミニウム含有製剤、カルシウム製剤など[ドクターのための薬物相互作用とマネジメント(6)]|Web医事新報

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は女性に多い病気ですが、まったく症状を引き起こさないケースもあり、なかには治療が必要のないケースもあります。 甲状腺機能低下症はどのようなときに治療をすべきなのでしょうか。 すべきときにはどのように治療をするのでしょうか。 甲状腺機能低下症の治療について、横浜労災病院の杉澤千穂先生にお話をお聞きしました。 不足した甲状腺ホルモンを内服することにより補充していきます。 服用方法 1日1回内服します。 最初は少量からスタートし、定期的に血液検査をしながら少しずつ内服量を増やしていきます。 どれくらいの量を飲むべきかは人によって異なります。 飲み始めてもすぐに効果を示す薬ではなく、安定した効果を得られるまでに時間がかかります。 薬のコーティング剤 薬を飲みやすくするため、糖類などの膜になるもので薬のまわりをコーティングしている物質 に対するはありえますがそれすらも多くはありません。 それでも、これもきちんと医師と相談しながら内服をしている人にはまず起きません。 甲状腺ホルモン製剤の過剰摂取でよくあるのは、外国から輸入されるような「やせ薬」の成分に入っていて、知らないうちに過剰摂取してしまうことです。 甲状腺ホルモンが過剰になると代謝が上がってやせる作用があるため、海外のやせ薬には含まれていることがあります。 これらのやせ薬を飲み過ぎて、それが原因となりで死んでしまうことすらあるので、注意しましょう。 その他の内服薬の注意点は? 飲み合わせについては注意が必要です。 レボチロキシンの吸収を妨げる内服薬(マグネシウム製剤・アルミニウム製剤・鉄剤など)との飲み合わせには注意しましょう。 これらの薬をどうしても併用しなければならない場合は、内服する時間をずらして飲むことが必要です。 橋本病など甲状腺機能低下症で治療の対象になるのは? TSHがカギを握る 甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンであるFT3やが低下してくると、TSH 甲状腺刺激ホルモン が脳から出て、甲状腺を刺激してなんとか甲状腺ホルモンを出そうとします。 きちんとTSHが出て甲状腺機能低下が代償されている(補われている)状態では、治療の対象とならず、様子を見ることができる場合も多くあります。 治療を開始する目安は、TSHが10を超えた場合です。 TSHが一桁台であれば様子をみることが多いです。 しかし自覚症状によっては、TSHが10未満であっても、治療を開始する場合があります。 後述するように、甲状腺の機能は低下していてもTSHが代償している状態を潜在性といいます。 甲状腺機能低下症は治る病気なの? きちんと薬を飲めば甲状腺ホルモンは十分にコントロールできます。 「薬を完全にやめられるのか?」という点については完全に経過は人それぞれです。 甲状腺ホルモン製剤の内服をやめられる方もいますが、経過によってはやめられない方もいます。 放っておくとどうなる? 甲状腺機能低下を放置しても何も身体に悪影響がない患者さんがいます。 一方で、や早産が増えるデータもあります(参照:)。 患者さんが置かれている状況によって対応は異なり、一概に「放っておくとこうなる」ということはできないのが現状です。 関連記事•

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