ジェレミー ブレッド。 シャーロック・ホームズの冒険 (テレビドラマ)

野村萬斎とジェレミーブレッドの色気

ジェレミー ブレッド

加入しているケーブルTVのミステリーチャンネルで放映している「シャーロック・ホームズ」シリーズが、今かなり面白い。 この番組はもともと、イギリスのグレナダTVが1985年から1995年まで放映していたもの。 日本でもNHKが放送していたのを覚えている人も多いだろうと思う。 私も高校から大学にかけて、ときどきこの番組を見ていたことがあったので、あらためてケーブルで再見することができてかなり幸せなのだ。 NHKは韓流が流行るまでは「」や「ビバリーヒルズ青春白書」など、私の好きだった優れた海外ドラマをよく放送してくれていたので、なかなか印象が良い。 さて、このTV版「シャーロック・ホームズ」だが、主演のジェレミー・ブレットさんのものが、現在あるホームズものではずば抜けて人気が高いといわれる。 原作にもっとも忠実だと言われているのがその理由だとか。 他のホームズものをみたことが無いので何ともいえないが、この人のホームズは、私が中学時代に学校推薦図書で読んだコナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズのイメージそのもの。 まさにキング・オブ・ホームズだ。 スポンサーリンク グラナダ版ホームズ・シリーズ 番組を制作するときにはかなり細部にこだわったらしく、たしかにその努力が映像の中に随所に出ている。 調度品や田舎の風景など、まるでその時代に撮影したのかと思えるぐらいに徹底した造りこみ具合。 これが映画ではなく、TVシリーズというところに英国人の誇りが見えてくるのだ。 それにしても主演のジェレミー・ブレットのホームぶりは、もう本人かと思えるくらい。 気品があって知的、それでいて神経質な名探偵を完璧に演じきっていた。 設定上のホームズは多少性格的に問題があったように描かれているが(奇人・変人という意味で)、ジェレミー本人もうつ病に悩まされていたというから、ひょっとしたらホームズの性格が演じるうちに、病が移ってしまったのかもしれない。 撮影の後期にはホームズ役を演じるのが嫌になって、自分で髪の毛をばっさり切ったという逸話も残っている。 確かに最後のほうのジェレミーは目つきが少し怖かった。 薬の副作用のせいか、顔もむくんでいたのが見ていて痛々しかった。 相手役のワトソンは2役いて、初期の俳優さんよりも、後期のエドワード・ハードウィックのほうが評価が高い。 このエドワード演じるワトソンも、これまた小説のイメージどおりのワトソンで、誠実でお人よし、不正を許さずまっすぐで友想いな性格だ。 19世紀のイギリス人らしく、植民地であったアフガニスタンに軍医として赴任し、現地で負傷して帰国後、ロンドンで医者として生活するために探していた下宿先でホームズと出会う。 奇人変人のホームズと違い常識人のワトソンは、ルームメイトであるホームズが麻薬を吸ったり、銃で壁を打ち抜いたりするのを見て、さぞかし驚いたことだろう(笑)。 なおNHKの放映分では、このホームズの悪癖はカットされているとか。 こうした放送での表現一つにしても、冷徹なまでに現実主義の英国人と理想主義的なところのある日本人との文化的な違いが出ていて面白い。 世界最高の探偵と世界最高の相棒との痛快ストーリーは残念ながら1995年で終了した。 製作陣はコナン・ドイルの小説どおりに最後の話まで撮影しようとしていたらしいが、肝心の主演俳優ジェレミーが亡くなってしまったからだ。 撮影後期から精神的に病み、入退院を繰り返していた彼は、95年の9月に心不全で亡くなってしまう。 世界最高のホームズ俳優は永遠の眠りについたのだ。 現在でも世界中に多くのファンがいるジェレミーのホームズは、今も記憶のかなたに消えることなく画面の中でワトソンとロンドンを駆け巡っている。 ホームズを愛する人々 このブログ記事を書こうと色々調べているうち、本当に多くのホームズファン、それジェレミーのホームズを愛する人がいることを知り心を打たれた。 芸術家は死後に高い評価を得るというが、ジェレミーは生前も死後も、多くの人を魅了し続けているのだ。 死後15年経ってしまったが、東洋の片隅で未だあなたの演じたホームズを見続けている一ファンがいることを、どうかあの世で知ってもらえたらと思う。 最後に 最初は軽い感じで書くつもりだった「ホームズシリーズ」だったが、書き進めるうちに思わず心が入ってしまった。 私の青春時代の一ページを飾る番組だし(とともに)、主演俳優が亡くなったという事実も、心が動かされた要因かもしれない。 シャーロック・ホームズそのものも非常に魅力的な物語で、舞台設定が19世紀にもかかわらず、現在の探偵ものや刑事ものに負けずとも劣らない、ワクワクドキドキのサスペンス・ストーリーなのだ。 加えてあの当時の英国の雰囲気! ゆったりとして気品がまだ残っていた時代の風景がたまらなくいい。 昔イギリスへ旅行に行ったことがあって、そのときヨークやエディンバラの町で同じような感覚を覚えた。 古くて重々しいが、どことなく格調が高い町の風景。 肝心のベイカーストリートは行かなかったが(笑)。 今思えば行っておけばよかったと、かなり後悔しきりである。 追記(2009年) ホームズファンには嬉しいことに、ここ数年でシャーロックホームズの映画化が立て続けにされている模様! ホームズ演ずるのは、あの怪優というか名優といったらよいのか、私的にはあの迫力のある人を食った目が大好きなロバート・ダウニーJrだ。 彼は昔「チャーリー」という映画でチャップリンを見事に演じたことがあり、そういう意味では今回のホームズ役はかなり期待できる。 しかし一方で、このブログでも取り上げた「トロピック・サンダー」で見せた怪優ぶりを発揮しすぎて、くれぐれもホームズファンを怒らせないようにして欲しいと切に願うのみである。 さらに追記(2010 年) BBCテレビドラマの『シャーロック』が人気を博しているようだ。 人気俳優ベネディクト・カンバーバッチによる現代によみがえったシャーロック・ホームズと、演じるワトソンのコンビが新鮮で面白い。 こうやって新しい時代のホームズがどんどん出てきて、ファンとしてはとても嬉しいことです。 訃報(2011年) 一方、ワトソン役のエドワード・ハードウィックも、2011年にこの世を去った。 享年78才だった。 最初にこのブログ記事を書いたときはまだ在命中だったが(2009年)、再編集のために調べてみてそのことを知って驚いた。 私の青春時代に大きな足跡を残した名優の冥福を祈って、今夜は杯を捧げたい。 Jeremy Brett as Sherlock Holmes was the best one. His Holmes was really royal to Doyles. After his died in 1994, no actor has played as good as Jeremy's holmes. He was sure to be born to act Sharlock homes. As for movie, Robert's holmes is nicer than I expected. His overreacting expression get good vibe with Sharlock's charcter.

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ジェレミー・ブレット20回忌に寄せて ジェレミー・ブレット主演「シャーロック・ホームズの冒険」

ジェレミー ブレッド

彼は1995年に心不全で亡くなりました。 61歳でした。 最近、NHK-BSで現代版「SHERLOCK(シャーロック)」のシーズン1と2が連続で放送されて凄く面白かったのですが、同時にドイルの原作に生真面目なほどに忠実だったあのグラナダテレビのジェレミー・ブレット版ホームズを思い出して、確かに、あんな決定版ホームズをやられたら、何か工夫(この場合は「現代に置き換える」とか。 ダウニーJr. の映画版も、ホームズのイメージを変えてますよね)をしないと真正面からは描きづらいかも、と思ったりもしました。 ジェレミー・ブレットの「ホームズ」は演技が極めてエキセントリックでした。 憑かれたかのように動き回ったかと思うと、いきなりぴたっと制止して固まったり。 こんな人、実際身近にいたらさぞかしやっかいだろうな、と思わせる、ホームズの尋常じゃなさ加減がよくあらわれてたと思います。 優雅な狂人、的な。 誠実で紳士で常識人のドクター・ワトソンはいっつも振り回されて怒ってましたっけね。 ワトソンの怒りはホームズを心配し、思いやる心の裏返し。 で、エキセントリック・ホームズもなんだかんだでワトソンには嫌われたくないのでたまにこそっとご機嫌をうかがったりして。 そうそう、ジェレミー・ブレットの「ホームズ」にはユーモアがあったんだ。 英国式の、ちょっと皮肉っぽいいたずらっぽいユーモアが。 晩年、奥様をガンで亡くし、自らも病(双極性障害と心臓障害)と薬の副作用で体力が続かず演技も思うように出来なくなっても、一切泣きごとも言い訳も言わずに、 「The show must go on」 と笑った彼が、凛々さんはやっぱり好きです。 なんかまたグラナダ版観たくなっちゃったな。 ちょっと前はミステリーチャンネルでよくやってたんだけど。 これだけ空いたのは結構久しぶりですね。 いやもう、なんか失業中って忙しくってね。 とくにご連絡なくてもおっけーでーす。 リンクバナーが必要な場合は、下記をお使いくださいね。

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野村萬斎とジェレミーブレッドの色気

ジェレミー ブレッド

1984年に放送されたのが俳優ジェレミー・ブレットがホームズ役を演じた「シャーロック・ホームズの冒険」です。 日本ではNHK版が俳優・露口茂の吹き替えで放送されました。 原作小説を忠実に再現する事を心掛けて製作されたドラマは時代考証によって登場人物の服装などが徹底されており、当時の文化を知る資料としての価値もあります。 ホームズを演じたジェレミー・ブレットは多くのファンから「挿絵が現実になった」とまで言われる程のハマり役で、ドラマ放送時は毎週3000通ものファンレターがジェレミー宛に届いたと言われています。 日本でもホームズのドラマと言えばこのジェレミー・ブレッド版を想像する人が多いのではないでしょうか?そういう意味でもこの「シャーロック・ホームズの冒険」はホームズのドラマを語る上では外せない作品です。 2010年に放送されたのが「SHERLOCK(シャーロック)」。 ホームズを務めるのは俳優のベネディクト・カンバーバッチ。 シャープな顔立ちの超イケメン俳優による現代版のシャーロック・ホームズです。 原作小説を下地にしつつ、舞台を現代のロンドンに置き換えてスマホやネットなどの最新技術を駆使して犯罪を解決していく様子はサスペンスドラマとしても必見です。 ホームズの人物像も気難しい部分がより強調されていて、ベネディクト・カンバーバッチのイケメンフェイスとエキセントリックな演技は原作ファンからも好評を得ています。

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