人工 甘味 料 糖尿病。 甘味料で糖質オフ? ~甘味料のメリットとデメリット~|大阪健康安全基盤研究所

人工甘味料と糖代謝|農畜産業振興機構

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糖分を摂り過ぎると、糖尿病になってしまうという知識は今や常識と言えます。 そのため、一般の方や医師を問わず、多くの方の間で「糖分を摂ると肥満になる、糖尿病のリスクが高まる」と考えられ、今では糖質制限という言葉を耳にする機会も増えています。 一般に販売されている商品にも、糖質オフやカロリーオフといった言葉が並び、ダイエット向けの食品やヘルスコンシャス向けの商品として売れているのが実情です。 情報の早い皆さまの中には既にご存じの方も多いかもしれませんが、実はカロリーオフや糖質カットの際に使用されている人工甘味料が、糖分よりも、糖尿病リスクを高めるというデータが出ているのです。 そこで、今回は人工甘味料が糖尿病リスクを高めてしまうという内容について、ご紹介させて頂きます。 カロリーオフ飲料は肥満防止には繋がらない 冒頭でお伝えしました通り、カロリーオフ飲料を始め、糖質を減らした代わりに人工甘味料を使用している様々な食品群では、基本的に肥満防止に繋がることはないという事実が明らかとなっています。 幾つかのポイントがあるのですが、一つは人工甘味料では糖分を摂取した時のような満足感を得ることができないという点が挙げられます。 つまり、糖質を含んだものよりも人工甘味料を使用しているものの方がより沢山摂取してしまうのです。 また、人工甘味料は腸内細菌叢に特定の刺激を与えますが、その結果としてGLP-1というホルモン物質の分泌を行う腸内細菌を減少させることも明らかとなっているのです。 このGLP-1ですが、分かりやすく言えば肥満を抑制するとして知られているホルモンであり、この結果は欧州糖尿病学会で発表された内容であります。 神経伝達物質として食欲を抑える作用を持つものですが、その作用が減少するため肥満に繋がりやすくなるのです。 人工甘味料が糖尿病リスクを高める理由 人工甘味料の摂取が肥満に繋がるリスクを高めることがわかってきたわけですが、同時に研究では低カロリー甘味料が健康な人の腸内細菌を破壊し、2型糖尿病へのリスクを大きく上げることが発表されています。 これも先ほどのGLP-1の話しに繋がるのですが、人工甘味料がGLP-1を放出している腸内細菌を死滅させことによって、血糖値が下がりにくくなってしまうのです。 また、驚くべきことに、こういった低糖質の人工甘味料入り飲料等を摂取していると、わずか2週間程度で腸内環境が著しく破壊されてしまうという結果まで出ているのです。 これらの研究に関しては、被験者数は29人と少ないものの、実験に参加した全ての被験者において腸内細菌の減少が見られました。 つまり、どのような人であっても一定以上の影響を受けてしまうと考えることができるのです。 この研究における論文では、2週間程度低カロリー甘味料を補給することにより、消化管の細菌が破壊され、本来であれば存在しないであろう悪影響を与える細菌を増やすと述べています。 腸内細菌叢の変化がもたらすものとは 腸内細菌叢と様々な疾患との因果関係が取りざたされるようになってきましたが、その中でもとりわけ抗生物質による腸内細菌叢の変化、人工甘味料による細菌叢の変化については取り上げられる機会が多いと言えるでしょう。 様々な薬剤によってターゲットとなってしまう細菌が違うこと、どのような変化が起こるのかも既に分かってきているのです。 腸の状態が変化することにより、脳に大きな変化が起きることも分かっている今、糖尿病リスクを高め、細菌叢を破壊する可能性のある人工甘味料については、私たち自身も気をつけなければならないでしょう。 また、安易に「砂糖の代わりに甘味料を使えば良い」とは言えなくなったということになります。 むしろ、砂糖よりも人工甘味料に気をつけなければならないという事実は、少なからず衝撃的な結果と言えます。 まとめ 糖質オフが叫ばれ、シュガーフリーと叫ばれる時代になりましたが、ここにきて人工甘味料が肥満や糖尿病のリスクを有意に上昇させることが分かってきた今、他の食品添加物類に関しても、今後何らかの大きな動向が現れるかもしれませんね。 この記事を書いたひと.

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糖尿病と人工甘味料|糖尿病 尿 泡ドットインフォ

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人工甘味料はものによって血糖値に悪影響? 人工甘味料とは自然界に存在する素材ではなく、人の手により化学合成された甘味料のことで、甘味は砂糖の200~600倍ありカロリーが非常に低いのが特徴です。 低カロリーで血糖値を上げないのでこれまでは安心だと認知されてきました。 米国糖尿病学会でも砂糖の替わりに人工甘味料を使うことで、糖尿病の治療に有用な可能性があると提言しています。 確かに人工甘味料は投与後に血糖値、インスリン値の上昇が見られなかったという報告がありますが、そうとばかりも言えなくなってきました。 2018年10月発表の欧州糖尿病学会の研究結果で低カロリー甘味料の悪影響が指摘されているのです。 その内容は人工甘味料はまったく健康のためにならないというものでした。 報告では低カロリー(ノンカロリー)甘味料は腸内細菌の環境を破壊して糖尿病を発症あるいは悪化させる要因となるとしています。 人工甘味料が血糖値を下げる働きのあるホルモン(GLP-1)を放出させるブチリビブリオという細菌を減少させてしまいます。 つまり血糖上昇を抑えるために摂取した人工甘味料が逆効果を生むということになります。 最近は健康ブームの影響もあり、さまざまなノンカロリー食品に人工甘味料が使用されています。 血糖値を意識していない人も知らずに人工甘味料を大量に摂取していることも考えられます。 もちろんすべての人工甘味料がこのような作用があるというわけではありませんが、腸内細菌バランスを崩して血糖値に悪影響が出る可能性があることは事実です。 継続的な摂取は危険が伴うことを知っておくべきでしょう。 人工甘味料はまだまだデータ不足。 基本は糖質ゼロの飲料水を飲もう。 人工甘味料は、糖質制限をしている人であっても安心して摂取できる甘味として重宝されてきました。 一方で、習慣的な人工甘味料の摂取は糖代謝に悪影響を及ぼす恐れもあります。 人工甘味料は、血糖値の上昇との関係についてまだ不十分なので、基本は糖質0の飲料水を飲むべきであり、栄養バランスを考慮したうえで人工甘味料をうまく活用することが大切です。 糖質ゼロの飲料といっても色々ありますが、ミネラル成分も含む糖質ゼロの天然水を飲用する方が安全性も高くおすすめできます。

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【糖尿病予防】人工甘味料を使ったお菓子・デザート

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甘味料とは 甘味料とは、食品に甘みを加える調味料で、食品衛生法による食品の表示では「食品添加物」に分類されます。 甘味料には、「天然甘味料」と「合成甘味料」があります。 天然甘味料 天然甘味料には、「食品」と「添加物」に指定されるものがあります。 食品系の天然甘味料には、一般的に糖と呼ばれるブドウ糖やオリゴ糖、天然の資源から甘味成分を取り出し精製、濃縮した砂糖やはちみつなどがあります。 添加物系は天然に存在する甘味料ですが、酵素処理等によって甘み成分を合成した甘味料で人工甘味料に分類されるものもあります。 例)ステビア、、キシリトール、ソルビトールなど 合成甘味料 合成甘味料は、 食品に存在しない甘味成分を人工的に合成したもの(人工甘味料)です。 例)サッカリン、アスパルテーム、ネオテーム、アドバンテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなど 低カロリー甘味料や、カロリーゼロ、糖類ゼロの商品に良く使用されています。 過去には、発ガン性が高いとして、食品添加物の指定が取り消しとなり、使用が禁止された合成甘味料「チクロ(サイクラミン酸ナトリウム)」もあります。 人工甘味料の危険性や副作用 人工甘味料による体への影響は不明な点が多いですが、近年様々な研究結果が発表されています。 糖尿病のリスク 人工甘味料が糖尿病のリスクを高めている可能性があるという論文がイギリスの科学誌「ネイチャー」で発表されました。 その論文によると、人工甘味料入りの水を与えられたマウスは糖尿病につながり得る耐糖能障害が起きやすくなったそうです。 カロリーゼロなのに太る? カロリーゼロとうたっている食品でも、人工甘味料により血糖値が上がってインスリンが分泌され、体内に脂肪を蓄え逆に太ることも。 カロリーを気にしているのに、太りやすい体質になる副作用があるなんて恐ろしいですよね。 依存性 人工甘味料にはコカイン以上の強い依存性があると言われています。 依存することにより、どんどん食べたくなり買ってしまうということは、メーカーにとっては都合のいいことになりますね。 下痢の副作用 キシリトール、ソルビトール、マルチトール、スクラロースなど、人工甘味料が入っている商品に「一度にたくさん食べると、お腹がゆるくなることがあります」と書かれていることがあります。 なぜ、下痢の副作用がでるかというと、人工甘味料は天然に存在しないので、人間が持つ消化酵素では分解できないからです。 人工甘味料の種類 まずは、人工甘味料7種類を紹介します。 市場によく出回っていて、 安全性が心配される人工甘味料は、「アスパルテーム・アセスルファムカリウム・スクラロース」です。 この3つだけでも覚えておくと良いでしょう。 それでは、順番に紹介しますね。 アスパルテーム 砂糖の100~200倍の甘さです。 食品表示では「L-フェニルアラニン化合物」と併記されます。 この理由は、フェニルアラニン化合物を代謝することができない病気「フェニルケトン尿症」を悪化させるからです。 使用されている商品は、低カロリー甘味料のパルスイートをはじめ、洋菓子、、お菓子、飲料水などです。 安全性については、 がん、脳腫瘍や白血病との関連も強く疑われています。 なぜ、アスパルテームは、これらの危険性が疑われたのに食品添加物の申請が許可されたのか? アスパルテームについて詳しく知りたい方は下の記事もおすすめです。 この発表内容は、喘息があるマウスに人工甘味料「アスパルテーム」を投与すると、アレルギー性気道炎症が発症したというものです。 人工甘味料は用量依存性にマウスアレルギー性気道炎症を増悪させる 【結果】 ダニアレルゲン感作及び気道内投与により、好酸球を主体とする炎症細胞浸潤と杯細胞過形成を特徴とするアレルギー性気道炎症が発症した。 特に低カロリーを売りにした、清涼飲料水やアルコール飲料に使用されています。 アセスルファムカリウムは、「アセスルファムK」と記されることもあります。 後味が悪いと感じる人が多いので、 甘みの後引きのある「アスパルテーム」とよく併用されています。 製造過程で発がん性物質である「塩化メチレン(ジクロロメタン)」が溶媒として使われる場合があるため、一部では塩化メチレンの残留を不安視する声もあります。 「塩化メチレン」は、皮膚に接触すると炎症を引き起こす場合があることが知られています。 食品表示: 甘味料(アセスルファムカリウム) 甘味料(アセスルファムK) スクラロース 砂糖の約600倍の甘さです。 チューインガム、お菓子、清涼飲料、乳飲料、飲料、酒類など幅広く使用されています。 摂取しても、虫歯にならない、血糖値やインスリン値に影響を与えないなどと言われています。 一方、 138度以上に加熱すると有害な塩素系ガスが発生するので、安全性に問題があるとして、国会で取り上げられたことがありました。 米国ワシントン大学医学部研究チームが、スクラロースの危険性を以下のように 「糖尿病の発症につながる」と報告しています。 スクラロースについては、「摂取すると、血中のインスリンおよびグルコース反応の増強に関連していることが判明した。 出典: スクラロースは、比較的最近の1999年に食品添加物に指定された人工甘味料です。 実験結果等が少なく、安全性が不確かだと言えます。 食品表示: 甘味料(スクラロース) サッカリン 砂糖の200~500倍の甘さで水に溶けにくく、チューインガムにのみ使用されます。 1960年代に行われた動物実験で発ガン性があると発表され、一度は使用禁止になりました。 しかし、サルに対して試験が行われ、発ガン性が見られなかったため、使用禁止は解かれることに。 現在は、アメリカや中国では大量に使用されていますが、 日本では発ガン性の懸念より、使用量が制限されています。 ナトリウム塩にして水に溶けるようにした「サッカリンナトリウム」は、菓子類、アイスクリーム、清涼飲料水、乳飲料などに使用されています。 食品表示: 甘味料(サッカリン) 甘味料(サッカリンナトリウム) ネオテーム 砂糖の7,000~13,000倍の甘さで、アルコール類には溶けやすく、水にやや溶けにくい性質です。 ネオテームは、アスパルテームの改良品で、熱に強く水に溶けにくくなりました。 飲料類、デザート、チューインガム、お菓子などに使われています。 食品表示: 甘味料(ネオテーム) アドバンテーム 2014年6月に新たに認可された合成甘味料です。 砂糖の約14,000~48,000倍の甘さを持つ強烈な甘味料です。 アスパルテームのなんと約100倍の甘さとなります。 最近認可され、少量での使用となるので、 安全性は今の所不明です。 食品表示: 甘味料(アドバンテーム) キシリトール キシリトールは、 天然にも存在する添加物の人工甘味料です。 ストロベリー、カリフラワー、レタス、ニンジンなどにも含まれています。 合成の過程で、不純物が生成される可能性は低いと言われています。 キシリトールの効果として、虫歯を防ぐと言われていて、ガムに使用されています。 2013年5月10日、NHKが 「キシリトールは一部の人にアレルギーを起こす」と報道しました。 その後、日本アレルギー学会で以下のように、2. 4%のアレルギーの症例があったと発表されました。 (甘味料)等の摂取による即時型アレルギー全国調査 「エリスリトール(甘味料)等の摂取による即時型アレルギーの健康被害の確定あるいは疑いの症例がある」と回答があったのは2. 2次調査に「協力する」と回答があったのは90. 確定および疑い症例の内訳は,エリスリトールが16例, キシリトールが10例,ステビア,アセスルファムK,ソルビトールが2例,スクラロース,サッカリン,ガラクトオリゴ糖,マルチトールが1例であった(重複あり) 出典: キシリトールは、アレルギー特定原材料に指定されてはいませんが、 アレルギーの原因になり得ると認識しておくことが大切です。 また、原料のトウモロコシは、遺伝子組み換え作物の可能性があるので、大量摂取は控えた方が良いでしょう。 食品表示: 甘味料(キシリトール) 甘味料(キシリット) 天然甘味料 天然に存在する甘味料であり、酵素処理等によって甘み成分を合成した既存添加物で、人工的に合成される場合もあります。 ソルビトール ソルビトールは、梨やリンゴに含まれていますが、 人工のものはトウモロコシやじゃがいもを加工してつくられています。 砂糖と比べてカロリーが70%程度と低くなっています。 甘味料だけでなく、医薬品、化粧品の保湿剤として使用されています。 食品では、菓子類、あん類、ジャム、生めん、タレ類、魚介加工品などに使用されています。 WHOでは、極めて毒性の低い物質として認定しています。 副作用としては、一度にたくさん摂取すると下痢を起こしやすくなります。 比較的安全性が認められていますが、 原料にが使用されている可能性があるので、安全性を心配する声もあります。 食品表示: 甘味料(ソルビトール) 甘味料(ソルビット) 甘味料(d-ソルビトール) 甘味料(d-ソルビット) ステビア ステビアは、南アメリカ原産のキク科の植物です。 ステビアから抽出される、「ステビオシド」や「レバウディオシド」などが甘味成分として使用されています。 1968年に「ラットにステビアのエキスを投与したところ妊娠率の低下が認められた」という論文が科学雑誌「サイエンス」に掲載されたことがありました。 しかしその後、再現性がないことが明らかとされました。 2004年6月に WHO(世界保健機構)とFAO(国際連合食糧農業機関)の世界機関から安全宣言が出ています。 食品表示: 甘味料(ステビア抽出物) 甘味料(ステビアエキス) 甘味料(ステビオシド) 甘味料(レバウディオシド) まとめ いかがでしたか? 9種類の甘味料の危険性・副作用一覧をご紹介しました。 安全性が心配される人工甘味料「アスパルテーム・アセスルファムカリウム・スクラロース」だけは、覚えておいてください。 カロリーゼロ、低カロリーといっていても、ダイエットになる可能性は低いということですね… また、様々な実験や調査結果で人工甘味料の安全性が疑われています。 しかし、結果は症例が少なかったり、動物での実験結果だったりするので、100%危険ということではありません。 原材料名をチェックして、疑いのある人工甘味料は、極力摂取しないように気を付けることが大切だと思います。 日々のちょっとした選択の積み重ねが自分の身体をつくるので、一人一人が食に対する意識を変えていきたいですね。

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