チャールズ リーバー 教授。 ノーベル賞候補化学者の失墜 中国「千人計画」で厚遇 報酬は月500万円

コロナを作ったチャールズリーバーの容疑とは?画像やプロフィール(経歴)も気になる!

チャールズ リーバー 教授

1億円超の助成金 リーバー被告は、中国政府から100万ドル(約1億900万円)を超す助成金を受け取ったとされる。 ハーヴァード大学は、教授の起訴を受けて声明を出し、「極めて深刻だ」とした。 さらに、「リーバー教授を無期限の休職処分にした」と発表した。 身分を隠して研究? 検察当局によると、ボストン大学でロボット工学を研究していたイエ・ヤンジン被告は、中国人民解放軍の軍人であることを隠していたという。 学生だと身分を偽りながら軍人として勤め続け、アメリカで多くの任務を果たしたとされる。 また、がんの研究者だったジェン・ザオソン被告は、ボストンのローガン国際空港で、かばんの中に生体サンプル21個を所持していたところを逮捕された。 検察当局は、被告は中国に戻って研究を続ける予定だったとしている。 武漢の大学のスタッフに 裁判資料によると、ハーヴァード大学のリーバー・リサーチ・グループの筆頭研究者だったリーバー被告は、米国立衛生研究所や国防総省から計1500万ドル(約16億3600万円)を超す助成金を得ていた。 これらの助成金の対象者は、外国の政府や組織からの経済的援助を含め、すべての利害関係について申告が義務付けられている。 しかし、リーバー被告は2011年、ハーヴァード大学に知らせないまま、中国の武漢理工大学の科学者となったとされる。 多額の給与と生活費 被告はまた、外国の研究者らを引き寄せることを狙う中国の「千人計画」にも加わった。 アメリカは以前、この計画について、安全保障上の懸念があると警告を発していた。 リーバー被告は武漢理工大学での役割の対価として、月給5万ドル(約550万円)と、生活費として上限15万8000ドル(約1700万円)が与えられていたという。 武漢理工大学からはさらに、同大学での研究所の設立費用として150万ドル以上を支給されていたとされる。 リーバー被告はその見返りとして、同大学のために働き、特許を申請し、大学名で論文を発行することが期待されていたという。 そのことをリーバー被告は申告しなかったとされる。 また、捜査員の調べに対し、「千人計画」との関わりや武漢理工大学との協力関係について、うそを述べたという。 マサチューセッツ地区連邦検事のアンドリュー・レリング氏は記者会見で、「これは中国政府が、戦略的なギャップと見なしたものを埋めようする、非常に直接的な行為だ」と述べた。 何十万人もの才能ある中国人がアメリカやイギリスなどの最高レベルの大学で学び、そのまま定住してしまうことを、政府は問題視しているのだという。 一方アメリカは、中国が知的財産を繰り返し盗んでいると見ている。 アメリカは過去何十年にもわたって、中国が科学および技術分野で窃盗行為をしていると告発している。 米連邦捜査局(FBI)は「千人計画」について、中国による「非伝統的なスパイ行為」を実行するために利用され得ると警告している。 ただ、問題として報告されたケースの多くは、スパイに絡むものではなく、金銭的利害関係を完全に申告しなかったなどの倫理規定違反だ。 アメリカは、中国との貿易戦争が始まった2018年以来、「千人計画」への監視を強めている。 一方、中国は同計画についておおっぴらに話すのを避けていると言われている。 中国の国営タブロイド紙・環球時報は、アメリカの懐疑的な態度を「ヒステリー」と表現した。 2008年以降、中国国外に生活拠点を置く7000人以上の研究者や科学者が「千人計画」に参加している。 その多くは中国系だ。 アメリカの取り締まりが人種による選別につながってはならないと、多くの人が警告している。 台湾系アメリカ人の著名なHIV研究者、デイヴィッド・ホウ氏は、あるメディアのインタビューで、「政策を実施するなら、中国人科学者だけではなく、すべての人に対して実施すべきだ」と提言した。 (英語記事 ).

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ハーバード大学、化学生物学部の教授、中共と通じていた罪で逮捕される

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米ハーバード大学教授が中国政府からの学術・研究協力の名目で多額の研究資金などを受け取っていたことを報告していなかったとして、米司法省は1月下旬、教授を「重大な虚偽、架空請求、詐欺」の容疑で訴追していたことが分かった。 米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、米捜査当局はこれまで米国の71機関で、中国当局によって180件もの米国の知的財産権が盗用された疑いがあるとして捜査を行っているという。 この教授はハーバード大学化学・化学生物学部のチャールズ・リーバー学部長で、ナノサイエンス・ナノテクノロジーの分野で世界最先端の研究を行っている化学者とされる。 リーバー氏は2008年にノーベル化学賞候補と取り上げられたほか、ロイター通信は2010年に教授を「世界をリードする化学者」として報道。 国際的に権威ある科学誌に400以上の論文を発表、ロバート・A・ウェルチ化学賞など多数の賞を受賞しているのに加え、50を超える米国の特許を保有している。 リーバー氏に目を付けたのが中国だ。 海外の優れた研究者に資金的な支援を行い、中国の研究水準を高め、研究成果を中国経済の発展などのために活かすという「1000人計画」を主導している中国共産党中央組織部が同氏に計画への参入を呼び掛けた。 米司法省によると、リーバー氏は中国の武漢理工大学の「戦略科学者」として2011~2016年までの雇用契約を結ぶとともに、2012~2017年まで1000人計画にも参加。 この5年間で、教授は毎月5万ドル(約540万円)の給料と年間15万ドル(約1620万円)の生活費を支給されていた。 1年間で計約8100万円となる。

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【米国:NPR】ハーバード大学の化学教授が逮捕され中国との関係を偽った容疑について

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(CNN) 米マサチューセッツ州ボストン近郊にある名門ハーバード大学の教授が、中国の複数の機関と契約して報酬などを受け取りながら、米当局に隠していたとして起訴された。 ボストン周辺では最近、このほかにも大学関係の中国人2人が虚偽申告などの罪に問われている。 同州連邦地検の検事が28日の記者会見で発表した。 法廷文書によると、ハーバード大化学・化学生物学科長のチャールズ・リーバー教授(60)は中国が外国から優秀な科学者を招致する「千人計画」に参加。 武漢理工大学から給料として毎月5万ドル(約550万円)の報酬と、同大学にナノテクノロジーの研究所を設立する費用として150万ドルを受け取っていた。 教授の研究チームは米国立衛生研究所と国防省から1500万ドル以上の研究費を受け取っていて、外国との利益相反を申告する義務があったにもかかわらず、教授は中国とのかかわりを否定するうそをついていたとされる。 同検事はさらに、ボストン大学で研究員を務めていた中国人女性(29)がビザ申請の際、人民解放軍士官という肩書を隠して身分を「学生」と偽ったとして、詐欺や虚偽申告、共謀などの罪に問われていることを明らかにした。 米軍のウェブサイトにアクセスして中国へ情報を送っていたとされる。 また、ハーバード大の招へいで訪米していた中国人のがん研究者(30)が、ソックスの中に生物試料の瓶21本を隠したまま帰国の便に搭乗しようとしたうえ、連邦当局者にうそをついた罪に問われていることも分かった。 検事は「中国が米国の技術を盗み取ろうとしている作戦のほんの一部だ」と語り、ボストンは大学や研究施設が集中しているため標的になりやすいとの見方を示した。

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