山菜 北海道。 有毒植物による食中毒に注意しましょう | 保健福祉部健康安全局食品衛生課

北海道!幻の山菜だ!

山菜 北海道

サクサクと香ばしい揚げたての衣の食感とともに、ほろ苦い春の香りが口いっぱいに広がる 山菜の天ぷら。 大地の息吹をとじ込めた山菜ごはんや和え物。 好みのお酒と山菜料理を楽しむ、そんな贅沢なひとときを心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。 山菜料理が食卓に並ぶだけで、グッと季節感が高まり会話もはずみます。 一方で口にする機会が限られるためか、その種類や食べ方など知らないことが多いのも事実。 そこで今回は、山菜の種類や特徴、おいしい食べ方などをご紹介しつつ、その魅力にせまります! 農家の愛娘「野菜」vs. 大地の野生児「山菜」 食用植物の中で、 畑などで人間が管理して育成するものを「野菜」とよび、 自然環境の中で自生するものを「山菜」とよんでいます。 山菜は、海辺から都会、里山、高山にいたるまでさまざまな環境で自生していて(近年は人の手で栽培される山菜も増えています)、北海道から沖縄まで全国で食べられているものを数え上げると300種類以上にもなります。 品種改良をかさねて栽培されてきた野菜は、味がよく収穫量も安定していて、多くのものが季節を問わず流通しています。 それに対して、野生植物である山菜はアクや苦みがあり収穫量は少なく、出回る季節が限られています。 しかし、そこに独特の風味や季節を味わう楽しみがあり、いにしえより多くの人々に愛されてきました。 日本人に愛され、日本人を救ってきた山菜 はるか5000年以上前の縄文人も口にしていたと言われている山菜。 縄文遺跡の三内丸山遺跡(青森市)から、たらの芽の種が発見されて話題をよびましたが、縄文人は土器を使い山菜のアク抜きや塩漬けまでしていたのだとか。 また、日本最古の歌集『万葉集』には27種もの山菜が登場しており、奈良時代の人々がさまざまな山菜を食べていたことがわかります。 さらに江戸時代には、天候不順で米や野菜が不作の飢饉の時、天災に強い山菜が多くの人々の命を救ったという記録が残っています。 20世紀になっても、戦時中や戦後の食糧難の時期には、やはりたくさんの人々が山菜に救われました。 古来より日本人の食生活に欠かせなかった山菜ですが、高度経済成長期をへて食生活が豊かになると、「野菜」が食用植物の主役となり、山菜はしだいに食卓から姿を消していきました。 しかし今でも山菜が多くの人々に愛されるのは、時代をこえて日本人の食卓を豊かに彩ってきた懐かしい記憶が、私たちのからだの中に残っているからかもしれません。 これであなたも山菜通!人気の山菜10選 最近では、スーパーや百貨店の売り場でもさまざまな種類の山菜を目にします。 数ある山菜の中から、人気の高い10種について、特徴やおいしい食べ方をご紹介します。 山菜の王様「たらの芽」 収穫時期:3月~4月初旬(山間部は6月頃まで) 「山菜の王様」として大人気。 道路脇や林道などひらけた明るい場所を好みます。 栽培ものは天然ものより少し早い2月~3月から店頭に並びます。 沸騰させた2%の塩水(水1Lに対し塩20g)で2~3分茹でて冷水にさらします。 ほか、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも。 春を告げる「ふきのとう」 収穫時期:2月~5月(雪解けの頃) 早春、土中からひょっこり顔を出す「春の使者」山菜。 冬眠から目覚めた熊が一番初めに口にする食べ物といわれています。 東北地方では「バッケ」の愛称で親しまれています。 ご飯のお供に。 クセになるような強い苦みが特徴。 沸騰させた2%の塩水で3~4分茹でて冷水にさらしアク抜きを。 天ぷらはアク抜きせずにそのまま揚げます。 苦味成分はアルカノイドとケンフェノール。 香り成分はフキノリドというもので、健胃効果があると言われています。 シャキシャキの食感がたまらない「うど」 収穫時期:4月~5月初旬 大きく成長すると食べられない(使いものにならない)ことから「うどの大木」などと言われますが、若芽は香り高くみずみずしく美味。 深みのある味わいとほのかな苦味、しっかりとした歯ごたえが魅力です。 採れたての薄色のウドは、皮をはがし味噌などをつけて生で食べるのも美味。 皮の近くにアクが多いため(切り口の内側の円の部分まで)厚めに皮をむき酢水にさらす下処理を。 アクが抜けて美しい白色に仕上がります。 豊富に含まれるアスパラギン酸は、疲れにくい体をつくるのに効果的と言われています。 カリウムも豊富で、葉酸の含有量も多めです。 愛される山菜「わらび」 収穫時期:4月~5月 「五月わらびは嫁に食わすな」という諺があるほど長い間日本人に親しまれてきた、全国各地の山に自生する身近な山菜。 独特の形と歯ごたえが特徴。 地下茎でつくるわらび粉を使ったわらび餅も有名です。 首が上を向いてないものが柔らかくて美味。 おいしさの決め手はずばりアク抜き。 重曹と熱湯を入れた鍋にわらびを入れて一晩置き、ゆで汁をすて、さらに半日ほど水につければアク抜き完了です。 低カロリーで糖質も低いため、ヘルシーな山菜です。 乾燥わらびにすると栄養価が高まり、カリウムや鉄分は生のものより10倍以上も増えます。 親しみやすさナンバーワン「こごみ」 収穫時期:4月~10月(赤こごみ)5月~6月(青こごみ) ワラビやゼンマイと並び人気の高いシダ植物。 アクやにおいが少なく下処理の手間いらず。 収穫量が少ない赤こごみと異なり、青こごみは全国各地でとれ比較的身近な山菜。 翼状の葉を広げた姿が美しく観葉植物としても人気です。 アクが少なく採れたてのものは生食も可。 優しい歯ざわりがおいしく、生のまま天ぷらにしたり、軽く茹でて和え物、お浸しにするのもおすすめ。 和え物やお浸しは独特のヌメリが美味。 葉酸も豊富なうえ、不溶性の食物繊維が豊富なので整腸作用も期待できます。 体うるおすビタミン剤「うるい」 収穫時期:4月~6月上旬 春から初夏にかけて楽しめる栄養価の高い山菜。 オオバギボウシという植物の若芽で爽やかな辛さとヌメリが特徴。 アクや苦みが少なく手軽に調理できるためとても人気です。 アクがほとんどなく、生サラダや野菜スティックにして、シャキシャキした歯ごたえを楽しみます。 葉柄の薄皮をはがして茹でて天日で干すと「やまかんぴょう」と呼ばれる保存食になります。 皮ふや粘膜を保護したり、病気やストレスに対する抵抗力を強めたりする効果も。 また、鉄分の吸収を促して貧血防止も期待できます。 食物繊維を多く含み、便秘の改善にも有効と言われています。 心と体に元気をチャージ「行者にんにく」 収穫時期:4月~5月(北海道・近畿以北) アイヌネギとも呼ばれる北海道の特産品。 香りがにんにくと似ており、奥山で厳しい修業に耐える行者がスタミナ食にしたことが名前の由来とか。 すずらんのような葉は光沢があり、2枚の葉が出るまでに7~8年、花が咲くまでに10年かかる成長の遅い山菜です。 お浸し、ぬたなどはさっと熱湯に通し冷水に放してアク抜きを。 炒めたり薬味に使う場合は生のままで。 採れたての行者にんにくの天ぷらも美味。 つぼみは生のままおろして香辛料に。 アリシンはビタミンB1の吸収を助け疲労回復や滋養強壮に役立つうえ、免疫力を高め、血行促進し冷え性や動脈硬化・血栓予防に効果があると言われています。 心にしみる、ふるさとの味「ふき」 収穫時期:4月~6月 「ふきのとう」が成長すると「ふき」になります。 山菜シーズンには茎が細くて短い「山ふき」が出回ります。 一年中店頭にならぶ太く長いふきは野菜として栽培されたもの。 すでに平安時代には栽培されていたほど日本人にとって馴染み深い山菜です。 「ふきの青煮」は代表的料理。 香り良くするため葉も一緒に茹でてアク抜きします。 ふきは水分が96%近くあるため際立って高い有効成分はありませんが、ポリフェノールなどの機能性成分の種類に長けています。 レシピ色々、おいしさ色々「ぜんまい」 収穫時期:4月~5月 独特の風味と歯ごたえのある食感が魅力の山菜。 「生ぜんまい」の中で天然ものはわずかで、出回るものの多くが栽培もの。 惣菜などに使われるぜんまいは「乾燥ぜんまい」を水で戻したものがほとんどです。 茎が太くしっかりしたものが美味。 綿毛を取り除き、重曹を加えたお湯で緑色に変わるまで茹でてアク抜きを。 茹でた後そのまま水に浸して冷蔵庫で保管し、毎日水を替えれば1週間ほどもちます。 乾燥ぜんまいには、たんぱく質とカリウムが多く含まれます。 春が豊かに香り立つ「せり」 収穫時期:1月~4月 春の七草として馴染み深い早春の山菜。 全国各地の山野に群生します。 たくさんの新芽が競い合って生える様子から「競 せ り」という名前がついたとか。 シャキシャキした歯ごたえと強い香りが大人気の山菜。 薬味や鍋料理は洗ってそのまま使い食感を楽しみます。 食物繊維も豊富なので、腸の働きを整える効果も期待できます。 特有の芳香にはオイゲノールなどの成分が含まれており、抗菌・殺菌作用、鎮静作用があると言われています。 ご存知ですか?山菜採りの注意点 鮮度が高いほど風味のよい「山菜」。 自分で収穫したものならまた格別です。 しかし山菜採りには気をつけるべき大切な注意点がいくつかあります 事前の準備をしっかりと 山に入る際は、虫(ハチ、蚊、ヒル、マダニなど)、植物(ウルシ類、ハゼ、イラクサなど)、野生動物(毒ヘビ、イノシシ、サル、クマなど)対策が不可欠です。 また、怪我や体調不良、天候不良、通信機器の故障などによる遭難の危険性があることも常に意識しておきましょう。 長袖・長ズボン・帽子、軍手・ビニール手袋、非常時用の水・食料、虫よけスプレー、通信機器と携帯バッテリーなどの持ち物チェック、山道の下調べなど事前準備をしっかりと。 山菜と似た毒性植物の誤食事故も多いため、経験豊富な人に同行してもらうと安心です。 山菜採りのルールを守る 植物採取が許可されている場所か必ず確認し(国立公園などは植物採取禁止)、食べる部分を食べられる量だけ採り、常に環境に配慮するのが山菜採りの基本のルールです。 お気に入りの山菜で「おいしい季節のひと皿」を! おいしいだけではなく春の心と体にフレッシュな活力をあたえてくれる「山菜」。 色々な山菜料理にチャレンジして、春の訪れが楽しみになるようなお気に入りの一品をぜひみつけてくださいね。 参考文献 <WEBサイト> <書籍> 高野昭人『おいしく食べる山菜・野草』(2013)世界文化社 村上光太郎『食べる薬草事典』(2010)農山漁村文化協会.

次の

シーズン最後の山菜採り

山菜 北海道

北海道!幻の山菜だ! 嗚呼!それは今年の春。 雪解けが終わりを告げる早春の北海道。 そこには幻の山菜が出現すると聞く! ここは北海道のワイルダーが憧れの積丹半島!ここにその食材が眠っていると聞いた。 そう!「アイヌねぎ」だ! 本州ではと呼ばれ、保護植物となっているとか。 まさに幻の食材なのだ。 行者ニンニクは癌予防、コレステロールの抑制、動脈硬化予防に効くユリ科の山菜。 食べなければドサンコでないしょ! 4月17日午前10時に山を愛する仲間が集まった。 霧雨けむる春の道を一路イワナイへ!これは某社長に伝授していただいた宝の山へアイヌネギを採取に行く旅である。 イワナイに到着し、で名物のかしわそばを食べる。 後ろで千葉ちゃんもノリノリだし。。。 いんですね。。。。 悪人顔の六さんも足が笑い、四つんばいになって日ごろの運動不足を後悔。。。 山にはいってすぐ、「」の大群! なにかコソコソと一人。。。 山さーーーん!呼んで見ると!なんと!我慢が切れて、生で山菜の試食会である!本人は照れていたが、山菜にかける貪欲な姿勢を痛いほど感じる。 「もう採りたいのぉーーー!」六ちゃん。 あああああああああああ!これを採れというんだなぁーーー! わかりました。 すいません。 あるものを採るのではなく、あるものの中からいいものを採れる場所を教えてくれていたのですね・・・・ 六ちゃんの顔も柔和に変わったから不思議です!これはすごい量だ! 太い!長い!やわい!あまい!私も真剣に採取だ! 野生のアイヌネギ!吉野家の三拍子を抜きさる4拍子なのだ!座って採れるこの醍醐味!!すごすぎる! 天婦羅、すみそ、醤油漬け、おしたし、ミソ漬け、卵とじ、冷凍。 さぁーて楽しみだ! 車の中は野生の匂いで鼻がまがるほど、でも、美味しく一年はたべられます。 仲間のみなさん!ありがとう! 北海道の自然!すごいっしょ!最高ですよ! 仲間とのフィールドが、用意されていますね。 今日の積丹半島の海は絶景です。 これが潮騒! 今日は私の作品「潮騒」でお別れです。 でお楽しみください。 波 があなたをタイムマシーンに乗せてくれるよ。 潮 騒 賑やかだった浜辺 行過ぎる人達を見送りながら 僕は琥珀に染まる空と海へ 海面は涙のように銀に滲んでく 潮騒はいにしえびとの叫びを運ぶ 幾つも繰り返される過ちを 幾つも繰り返してきた過ちを そのたび君が許してくれたように 許されるためにここにたたずむ人 人はなんて悲しいの 僕はなんて無力なことだろう 君よ懐かしい人よ いま僕はどこにいるの 潮騒よいにしえの心よ 僕に力を与えてください 幾つも繰り返される過ちを 幾つも繰り返してきた過ちを そのたび君が許してくれたように 両手を大きく広げて 今日も潮騒を聞いていた 松尾多聞 ランキングに参加しました。 クリックしてね.

次の

人気の山菜10選!山菜の種類・特徴・おいしい食べ方マニュアル

山菜 北海道

自然の恵み、山菜図鑑2007 「健康と食、ダイエット」ブームは、富める国に共通した悩み・・・ いつから日本人は、「体で食べる」ことを忘れ「頭で食べる」ようになったのだろうか。 究極の「健康と食、ダイエット」を求めるなら、まずは山菜採りに挑戦してみたらいかがだろうか。 自然から学ぶことは尽きることがなく、春が来れば無性に山菜が恋しくなった。 これは年のせいだろうか・・・否、俺も「自然の子」だからに違いない。 これまで撮りためた山菜の写真をもとに、自分の頭を整理する必要性を感じ編集してみたのだが・・・。 雪国の山菜採りは、春の香りを楽しむ・・・などという悠長なものではなく 大量に採取できることと、塩蔵や乾燥することによって長期保存が可能な山菜が重視された。 だから、ツボミ状態のバッケは相手にせず、大きく成長したフキを盛んに採取した。 採取は、根元近くの茎をつかんで軽く上に引き上げると、スポッと白い茎より上が抜けてくる。 食べ過ぎると下痢をすることがあるので注意。 早春の山菜の中では、間違いなくトップクラスの味。 しかも林道からほど近い場所に群生することから人気が高く、近年は激減している。 ちなみに秋田では、レッドデータブックに掲載されるほどの希少種になっている。 特に注意したいのは、素手で引き抜くと根ごと抜けてしまうので、 必ずハサミやナイフを使って一本一本丁寧に切り取ること。 根を残すことと、間引くように採取することを心がけること。 それが持続可能な山菜採りの基本だ。 おひたしや油炒め、和え物、汁の実など。 鍋物や焼肉の具としても美味い。 しばしば深山の沢沿いや湧水池にも野生化したクレソンを見掛けることがある。 沼の水面を覆い尽くすように群生し、その繁殖力の強さには驚かされる。 土の中の鱗茎ごと採取する。 昔は、雪が解け出すと、ノビルやアサツキを「ヒロッコ採り」と称してよく採った。 軽く茹でて、おひたしや和え物、天ぷら、炒め物に。 山里の村周辺を歩けば、簡単に見つけることができる。 しばしば耕作放棄地にも群生している。 若芽は緑が鮮やかでみずみずしい。 軽いヌメリがある。 酢味噌和え、煮付け、天ぷら、汁の実、油炒め、バター炒め。 若芽が丸く、サヤを被っている頃に採る。 おひたしや酢味噌和え、胡麻和え、汁の実、煮物、油炒めに。 煮物や酢の物、汁の実、胡麻和え、味噌和えなど。 20cm前後の若芽を採る。 煮物や和え物、天ぷら、油炒めに。 茹でて水にさらし、各種和え物や油炒め、汁の実に。 若い茎葉を採る。 クセもなく歯ざわりがいい。 和え物や天ぷら、おひたし、油炒め、煮付け、汁の実に。 畦に腰を下ろし、次々と茎を摘み、生のまま良く食べた。 あの酸っぱさがたまらない。 多量のシュウ酸を含んでいるので過食に注意とか。 でも、昔は腹一杯食べても異常はなかったと記憶している。 山釣りでは、アイコやシドケがない早春に限って採取する。 葉に鋭い棘があるので、軍手をはめ、根元をナイフで切り取る。 軽く茹でてから、油炒めや和え物、煮物などに。 写真右は、茎が中空のアザミで、茹でてから皮を剥き、マヨネーズをつけて食べると美味い。 右の写真のように、あっという間に伸びるので、採取適期は意外に短い。 クセのない味で万人に好まれ、今では栽培物がスーパーで売られている。 軽く茹でると、鮮やかな緑色になる。 胡麻和え、酢味噌和え、マヨネーズ和えが定番。 他に天ぷら、汁の実、煮物、サラダ、漬物など料理のバリエーションも広い。 若芽の天ぷらが定番のようだが、ウドの若芽の天ぷらの方が野趣に富んで数段美味いと思う。 木の芽では、コシアブラの若芽も有名だが、秋田ではほとんど食べない。 その他は、軽く茹でてからおひたしや和え物などに。 右の写真のように成長したイタドリは、皮をむき塩漬けにしてから、味噌汁や煮物にすると美味い。 茹でてから水にさらし、酢味噌和えや胡麻和え、酢の物、汁の実、油炒めなどに。 生のまま天ぷらや塩をつけても食べられる。 秋には、岩魚釣りのフィナーレを飾るかのように白い「大」の字に渓谷を彩る。 いつでも手に入る草花だけに、ぜひ調理法を研究してみたいものの一つ。 軽く茹でてから、各種和え物や酢の物、サラダに。 葉が開く前は傘のように垂れ、葉が開くとモミジの形をしていることから名付けられた。 深山のシドケは茎が太くボリューム感に溢れ、食べるより採るのが楽しい。 鮮やかな深紫緑色で、鰹節をふりかけたおひたしが定番。 ごま和えや酢味噌和え、酢の物、汁の実、油炒め。 生のまま天ぷらも。 茎には棘があり、素手で触れば悲鳴を上げるほど痛くかゆい。 軍手は必須。 山釣りでは、シドケとアイコがあれば、他の山菜には食指がのびないほど美味。 軍手をはめ、できるだけ根元をつかんで、手前に折りとるようにして採る。 クセがなく、シヤキッとした歯ざわりが何とも言えず美味い。 他に汁の実、各種和え物など。 一夜漬けや味噌漬けも美味い。 熱湯に山菜を根元から入れ、再度沸騰したらOK。 茹ですぎると山菜特有の風味を損なうので注意。 茹でたら、素早く冷水にさらすのがコツ。 アイコは、一本一本皮をむいてから適当な長さに切る。 土から顔を出したウドは、姿、形ともに美しく、被写体として十分魅力的だ。 落葉を取り除き、根元深くナイフを突き刺し切り取る。 深山のウドは根も茎も太く、ボリューム満天で採るのがすこぶる楽しい。 ウドの変色を避けるには、酢水にさらすこと。 皮を使ったキンピラも美味い。 ホンナは、キク科の中でも葉がコウモリやカニのような形をしているので覚えやすい。 葉の形によって数種類あるが、どれも食べられるので安心。 もちろん若芽や若葉の頃が旬。 若芽を軽く折れるところから採る。 他にごま和えや酢味噌和え、油炒め、天ぷら、汁の実など。 左の写真:時には、渓流沿いの平らな湿地にも群生する。 白い花を咲かせる頃が、採取の適期。 野生のワサビの根は、意外に細く小さい。 持続的な利用を考え、根は太いものだけを選び、数本採るだけに止める。 ワサビの本命は、根を除いた全草・・・だからナイフや鎌で刈り取るのがコツ。 おひたしや和え物、一夜漬けに。 根はすりおろし、岩魚の刺身の薬味に。 花は料理の彩りに使うと食欲をそそる。 大量に採取した時は、粕漬けや万能つゆに漬け込むと美味い。 しかし、このミズが全く生えていない沢もある。 そんな沢を遡行する時は、貧しい食事に耐えるか、キャベツなどを背負わねばならない 秋、茎の部分にムカゴ状の玉がたくさんできる。 これがすこぶる美味い。 根元の赤いミズを生のままタタキ、サンショウと味噌を加えてトロロ状にする「ミズタタキ」は絶品。 清冽な渓流沿いは、山菜の宝庫。 沢沿いに、ミズやヤマワサビが群生し、斜面には、アイコ、シドケ、ウド、ゼンマイなど・・・ 冷たい水で喉を潤し、山の幸を摘む。 その若芽は食用になる。 鱗茎は、秋に掘る。 掘り取った鱗茎は、塩茹でしてから、和え物や煮物、天ぷらなどに。 5枚の花には、淡い紫色の筋が入っている。 緑鮮やかな三枚の葉は、ハート形。 疲れたときに噛むと、酸味があって元気が出る。 茹でて水にさらし、汁の実や煮物、油炒め、和え物、天ぷらなどに。 軽く茹でて水にさらし、おひたしや和え物、汁の実などに。 茹でて水にさらし、おひたしや酢の物、汁の実などに。 アクが強くすぐに食べられないのが欠点・・・素人は手を出さないのが無難。 退職したら、天日乾燥の干しゼンマイに挑戦してみたいと思うのだが・・・。 ゼンマイに比べ楽に採取でき、味もゼンマイに劣らない。 ゼンマイは白っぽい綿毛を被っているのに対し、茶褐色の綿毛を全身に被っている。 干しゼンマイとして売られているものは、ヤマドリゼンマイの方が多いと言われている。 食べるのは若葉の丸まったものや葉柄で、葉柄だけは大きくなっても食べられる。 葉の開かない丸まっているものが旬、その茎の部分をナイフで切り取る。 若い葉でも苦味が強いので、葉の部分は手でちぎり、茎の部分だけ採取する。 地上に芽を出した若芽は、毒草のコバイケイソウと似ているので注意。 独特のヌメリと歯ざわりの良さが、この山菜の特徴。 コバイケロイソウは、茎の上部まで幾重にも葉をつけるので、ウルイと区別できる。 この時期、美味しい山菜は山ほどあるので、なかなか食指がのびない。 少し苦味があるが、和え物やおひたし、サラダ、味噌漬けなどに。 ところが、猛毒のトリカブトも同じような場所に生え、若芽の頃は実に紛らわしい。 白い花が咲いているのを確認し採取すれば安全だ。 この花が咲く頃は、他の山菜もピークの頃で、山で食べる山菜としては食指がのびない。 おひたしや煮物、汁の実、ごま・酢味噌和え、天ぷらなどに。 ニリンソウやシドケと間違えて採取し、中毒する例が少なくない。 山菜採りやキノコ採りは、クマとの遭遇や毒草、毒キノコなど、常にリスクが伴うことも忘れずに。 株の真ん中の若い茎を切り取り、皮をむいて塩蔵する。 アクが強く、すぐに食べられないのが欠点。 ただし味はすこぶる美味・・・煮物、油炒め、煮付け、天ぷら、汁の実など。 伐採跡地など日当たりの良い草地や川沿いの土手などに生える。 焚き火の灰でアク抜きし、一晩水にさらす。 おこたしや和え物、汁の実などに。 この頃は、タケノコ採りをメインに山越えルートを選定するのがベスト。 皮のまま焚き火で焼いた焼きタケノコも美味い。 天ぷらや鍋物に入れても美味い。 ただし、クマも大好物なので要注意。 特にタケノコ汁に野生のキノコを入れると美味さは倍増する。 新緑の谷に雪が残る頃は、山釣りのベストシーズン 岩魚を追いながら谷を遡る。 雪が消えた斜面や沢筋には、アイコ、シドケ、ウド、ヤマワサビ、ゼンマイ・・・ 竿を放り投げて斜面を駆け上がり、萌え出たばかりの山菜を摘む。 たちまち腰に下げていたコダシが重くなる。 残雪の傍らに腰を下ろし、雪解け水で喉を潤す。 至福の時を与えてくれた「山の神様」に感謝する心がフツフツと湧き上がってくる。

次の