原油 在庫。 サウジアラビア、原油の自主減産を6月で終了

石油下流業界における在庫評価影響を除いた利益

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(NY貴金属) 15日のNY金は、清算値ベースで小幅高。 NY金期近8月限は前日比0.4ドル高の1813.8ドル、NY白金期近10月限は同6.4ドル高の843.2ドル、NYパラジウム期近9月限は同24.4ドル高の2010.0ドル。 NYダウの続伸もあり、NY金は軟調地合いが中心だったが、銀の上伸を好感して上伸する場面もみせ、清算値ベースで何とかプラス圏を回復。 清算値決定後も売り買いを交錯していた。 世界的な新型のコロナウイルスの感染者拡大を警戒して、引き続き、安全資産としての役割は期待されているものの、株価の強調地合いを警戒して、ここにきて足踏みしている。 安全資産として割安な銀を仕掛ける個人投資家が目立っており、金の心理面の支援材料に。 白金も戻りをみせているが、レンジ内の動きで、安全資産として買われる動きはほとんどみられず。 (WTI原油・NY石油製品・北海ブレント) 15日のWTI原油は、米国の原油在庫の急減を好感して上伸している。 WTI原油期近9月限は前日比0.85ドル高の41.40ドル、北海ブレント期近9月限は同0.89ドル高の43.79ドル。 RBOBガソリン8月限は同1.71セント高の126.45セント、NYヒーティングオイル期近8月限は同2.40セント高の124.48セント。 米EIAの在庫統計で、原油在庫は前週比749.3万バレル減、ガソリン在庫は同314.7万バレル減、中間留分在庫は同45.3万バレル減となった。 発表前から期近9月限は41ドル台回復をみせていたが、OPECプラスで8月からの協調減産幅の縮小が決定したことを嫌気して何度か、40.30ドル台まで急落する場面をみせていた。 実際に原油在庫の大幅減少が示されると、再び41ドル台へ。 ただ、原油輸入が1300万バレル近くも急減したことが大幅減少に寄与したもので、ガソリン需要は鈍化するなど、石油需要の改善がもたらした原油在庫の大幅減少だった訳ではないため、意外に上値の重い展開だったともみられている。 原油輸入が大幅に減少した翌週の原油輸入は急増することも多く、次回の原油在庫の増加を指摘する向きも。 NYダウの続伸は大きな支援材料になっていた。 (CBOT大豆) 15日のCBOT大豆は、期近中心に続伸している。 期近8月限は前日比9.00セント高の887.00セント、期近11月限は同5.75セント高の883.25セント。 中国が少なくとも5カーゴの米国大豆の成約を行ったとの情報が民間の業者から流れ、大豆市場の支援材料に。 前日、米農務省は中国による米国コーンのまとまった成約を明らかにしたこともあり、大豆への期待も高まっていた。 輸入の時期は今年の10月から11月と推測されるという。 小麦の急伸も支援材料に。 (CBOTコーン) 15日のCBOTコーンは、小反発。 期近9月限は前日比0.25セント安の325.75セント、期近12月限は同0.25セント安の333.50セント。 小麦は急伸しており、引けにかけて上げ幅を拡大したが、エジプトがロシア産小麦の買い付けをみせたこと、世界的な市場の小麦価格の上昇がシカゴ小麦の急伸につながり、買い戻しを活発化させていたという。 これもコーンの支援材料になっていたが、米国コーンの供給過剰懸念が解消する訳でもなく、戻りは限定的。 米国取引時間帯の序盤に新穀12月限は3.30ドル割れを試す場面もあったが、3.30ドルを維持したこと、小麦の急伸もあり、その後、プラス圏回復をみせていた。 しかし、米コーンベルトの生育に理想的な天候を嫌気して、清算値決定にかけて、マイナス圏に沈む場面をみせるなど、上値の重く、長期的な弱基調を想定させる動きもみせた。

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原油在庫急減を好感して海外原油は上伸

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OPECとロシアなどの非加盟国のOPECプラスは、7月末まで協調減産を継続する。 OPECプラスは5-6月の日量970万バレル、7-12月は770万バレルを減産することで合意していたが、7月も970万バレルの減産を継続する。 サウジアラビアは6月に日量100万バレルの減産を実施したとされている。 自主減産を終了する背景には、アブドルアジズ・エネルギー相によれば、「世界的な原油需要の回復を示している可能性がある」と見ているからである。 国営石油会社サウジアラムコも、全地域対象に7月から販売価格を引き上げる。 そのことも影響し、原油先物は3%下落した。 さらに、米国石油協会の週間在庫統計で、5日までの原油在庫が800万バレル超となったことも下落の原因であると考えられる。 ロシアのノバク・エネルギー相は、協調減産によって日量900万バレル程度の供給が削減されたと指摘している。 ただし、8月時点の状況を見極めるのは時期尚早としている。 新型コロナウイルスのパンデミックについては、欧米諸国ではピークを過ぎ、経済活動を再開し落ち着きを取り戻したかのように見える。 だが南米など遅れて拡大している地域もある。 需要が戻りつつあるという見方もあるが、米国の原油在庫がまだまだ積み上がっていることを考えれば、需要が戻ってもパンデミック前に戻るのには時間がかかるだろう。 (記事:森泰隆・).

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週間原油在庫統計 その他 クッシング地区在庫大幅減

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アメリカ最大の石油ハブ(拠点)として知られるオクラホマ州クッシングの衛星画像。 Business Insider via Google Maps• 世界は誰もほしがらない石油であふれ返っている。 史上初めて原油先物価格がマイナスに落ち込み(その後下落前の水準まで回復)、世界中の貯蔵タンクが満杯寸前だからだ。 生産国からの供給が減らず、価格が下落して在庫が増える場合に備えて、世界にはどのくらいの原油貯蔵能力があるのか、正確に把握しておくことにはそれなりの価値がある。 アルファベット(グーグルの持株会社)傘下のGVやゴールドマン・サックスが出資するオービタル・インサイトは、特殊な手法で原油在庫を計算するスタートアップだ。 同社が割り出した原油在庫は世界で最も広い範囲をカバーしており、それによると、過去1カ月で在庫は1億4000万バレルにふくれ上がった。 アメリカ最大の石油ハブとして知られるオクラホマ州クッシング(上写真)の上空を太陽が横切るとき、その小さな街を取り囲むように配置されたいくつもの原油タンクに日差しが降り注ぎ、影をつくり出す。 あなたが何か知りたいことがあるなら、その影がいろんなことを教えてくれる。 例えば、原油タンクのサイズ、あるいはそのタンクの満タン度合い。 そして実は、その2つの数字さえわかれば、タンクに入っている原油の量を正確に計算できることはあまり知られていない。 その情報には価値がある。 なぜなら、原油には価値があるから。 トレーダーやアナリスト、エネルギー企業は、貯蔵タンクにどのくらい原油が入っているか把握するためなら、どんな苦労も惜しまない。 在庫量は、サプライサイド(供給側)が原油の将来コストを判断する上で考慮する大事な要素のひとつだからだ。

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