アルスラーン 戦記 エトワール。 『アルスラーン戦記』ヒロイン、エステルがかわいい!

アルスラーン戦記の登場人物

アルスラーン 戦記 エトワール

豪放磊落かつ陽気な性格で武勇にもすぐれ、部下や弱者に対しては気配りもよく部下たちからの信頼も厚い。 目上の者に対して遠慮しない性格。 左眼が一文字に潰れている。 怜悧で思慮深い人物。 城砦の攻防に優れた手腕を有し、万騎長のなかでは知将寄り。 第一次アトロパテネ会戦には参加せず、王都エクバターナの守備の任についた。 ヒルメスこそが正統なる王位継承者であるとの話を聞き、身の処し方を考えている。 ヒルメスの下で大将軍(エーラーン)を称するが、ナルサスの策略によっておびき出され、ダリューンと戦い半ば事故の形で落命。 「エーラーン・カーラーン」は何だか語呂がいい。 いかつい。 父の仇であるダリューンに対し、異常な執着を見せる。 基本的に脳筋である。 年齢不詳の妖しい美貌を持つ絶世の美女。 常に物静かで、一貫してアルスラーンに対し冷ややかな態度を取っている。 アンドラゴラス三世の腹心中の腹心でありながら、アルスラーン、ダリューン、ナルサスにも理解を示す、懐の深い老将。 アトロパテネ会戦に先立ち、甥のダリューンに対してアルスラーン個人への忠誠を誓わせる。 第一次アトロパテネ会戦後に敗走するアンドラゴラス三世を庇うため、手傷を負ったままにヒルメスと戦い、討たれてしまう。 熱心なイアルダボート信者で、かつてパルス軍の捕虜となり奴隷身分に落とされそうになったが、アルスラーンを人質にパルスを脱出した過去を持つ。 異端審問官でもある。 イアルダボート教以外を信奉する異教徒に対しては焚書、虐殺さえ平気で行う狂信者。 目が完全にいっちゃっている。 アルスラーンを籠絡しようとするも失敗し、ダリューンに返り討ちにされる。 奴隷の多さを自慢する鼻持ちならない男ではあるが、領地の奴隷に対しては寛容な態度で接していたため、奴隷たちの人気は高いという一面も持ち合わせていた。 パルス歴代の武門の出で、二つの剣を使うことから「双刀将軍」(ターヒール)と呼ばれる。 自慢の美髯を蓄えている。 アルスラーンとは2羽の鷹が縁で個人的な親交もあった。 今のところ、「鷹の人」という印象しかない。 大将軍ヴァフリーズとは戦友であり親友の間柄で歴戦の老将で、62歳の年齢は万騎長の中で最年長。 髪も髭も灰色ではあるが、身体は老人とは思えないほどたくましい。 かつてはヒルメスの教育係でもあった。 本人が良い家の出のサラブレッドであるためか、同じ万騎長で平民出身のクバードとは反りが全く合わず口論になることもしばしば。 第一次アトロパテネ会戦に参加するが、部隊は壊滅、火と矢で重傷を負いルシタニアの捕虜となる。 エクバターナの城門前でボダンにより杖でひたすら殴られる拷問を受けている最中に「味方の矢で死にたい」とパルス軍に訴え、この意思を汲んだギーヴの放った矢によって絶命した。 剛勇無双の持ち主で歴戦の勇者。 王位に就く前の大将軍時代にバダフシャーン公国を併合した。 剛腹だがやや狭量な性格で、為政者としては武に偏り、内政面ではナルサスらの諫言を聞き入れず不正・腐敗を許すなど、君主としてあまり優秀とは言えない面も。 突撃開始の号令「ヤシャスィーン!」はあまりにも有名。 武勇に優れ、その技量はダリューンと互角とも。 子供の頃に叔父のアンドラゴラスによって火事に見せかけた暗殺に遭い、公式には死亡したとされていた。 顔の右半面に大火傷を負い、王位を奪ったアンドラゴラスへの復讐のために銀色の仮面をかぶって戦火に身を投じる。 王位には就いているが、実際にはイアルダボートの教え以外に何の関心も持たず、現実に困った事があると全て弟であるギスカールに押し付けていた。 タハミーネに一目惚れした。 ふとましい。 政治、軍事、両方ともに卓越した手腕を持つ一代の梟雄だが、周囲の常識外れの人間に振り回される、苦労性の常識人。 いつか王様になれるといいね…!(上から)あとテラ子安。 アルスラーンとは同世代。 身分の差を気にしないアルスラーンとは、ペシャワールへの逃走において徐々に親交を深め、友人に。 女装することが多い。 女装することも多い。 自他ともに認める「絶世の美女」だが、刺激的 な服装のため、巷では「絶世の痴女」とも呼ばれる。 常にクールで冷静沈着であり、感情を表に出すことは殆どなく、ギーヴを筆頭に男どもから言い寄られるが、本人は相手にもしていない。 頭も切れるが、弓と剣にも優れ、戦闘力はダリューンやギーヴにも比肩しうるほど。 水晶の笛を奏でることで精霊(ジン)を使役したり、その声を聞いたり、人の善悪を判断することができる不思議ちゃん…ではなく女神官でもある。 飄々とした性格で人を食った発言も多いが、アルスラーンが王城の外で育ったことを見抜くなど、洞察力は鋭い。 王族らしからぬアルスラーンを不審に思っていたが、共に行動するにつれ忠誠を深めて行く。 琵琶、笛、竪琴などの楽器から剣や弓まで道具の扱いにはこなれているが、女性の扱いにも非常に長けている。 ファランギースに対して好意を持っているが、彼女に冷たくあしらわれることも楽しんでいるそぶりも見られる。 シンドゥラ語を始めとする各国語を解し、政務・軍略双方に深く通じ、また名声は得ていないものの剣術にも秀でる。 優しげで洗練された容姿に反して、毒舌家でもある。 才知に優れるものの地位名誉金銭といった俗な事柄に興味がなく、芸術を愛する偏屈な変わり者。 絵の才能は壊滅的だが、自身の絵や芸術を否定する者には手厳しい。 黒い甲冑と真紅の裏地の黒マントを身に纏い、黒毛の愛馬・黒影号(シャブラング)を駆る黒衣の騎士であり、大陸公路有数の戦士として名を馳せている。 噂によると、ダリューン一騎で五万騎程度なら何とかしてしまう…らしい。 脳筋脳筋言われてるが、実は結構賢い。 顔立ちは父王アンドラゴラス三世にも母タハミーネ妃にも似ておらず、出生に秘密があることがにおわされている。 人の良さばかりに注目がいきがちだが、ナルサスを宮廷画家として招き入れることを条件に勧誘するなど、相手の気持ちを察して的確な判断をし、人の心を掴むことのできる人物。 ショタかと思えば武芸の腕前も人並み以上だし、姫かと思えば人たらしだし、あなどれない人物である。 いろいろとおかしい恐らく女子力もこの中では随一のパラメーターだと思われます!カーラーンの武力はもっとあると思います!ナルサスもキーヴと武力もうちょっと肉薄しそうだけどねwカーランとサームの武力が低過ぎw 万騎長なのに女子供より低いってのはw殿下、姫力wwwwwwwキシュワードが低すぎパルスの万騎長がファランギースより弱いのはありえないでしょ。 アルスラーンならともかくアンドラゴラスが個人戦で弱い武官を万騎長にするとは思えない。 ナルサスもヒルメスと何合も打ち合っていて79はありえない。 アンドラゴラスの個人戦で強いって原作にあった? アンドラゴラスが強いとされていたのは、アンドラゴラスに指揮されていたパルスの軍では?ナルサスの画力は-100でお願いしたい。 拷問のネタにもされたくらいだし。 万騎長舐めすぎ、騎士見習いエトワールやら王弟より下とか、馬鹿じゃねーのまじかよw万騎長弱すぎる? キシュワードはもっと強くてもいいと思う うん、ナルサスはもう少し強いのでは…。 うんこ90代半ばの武力の人物が皆無なのが気になる キシュワードとかクバードはこの辺りの筈 まぁアルスラーンよりカーラーンの武力が低い時点で適当だと分かったけどもある程度いいけどギスカールが戦うシーンは無いのに万騎長より上なのはおかしい。 バフマンはホントは統率力100やぞナルサス画力 0 ヒデーキシュワードは原作ではダリューンと同等ぐらいには強かったはず。 あと万騎長はみんな75以上あげないとカワイソスクパードwダリューンは最終的にはヒルメスあっさり越えるので120以上が望ましい、あとエトワール強すぎせいぜい40以下でも良い、小説もろくに読んだことないバカが作ったってバレバレ全く参考にならんから信じるなよ適当すぎんだろ 馬鹿としか思えんヒルメスは適当過ぎる… 三強 ダリューン、クバート、 イルテリシュ Sクラス ヒルメス、キシュワード アンドラゴラス、ギーブ アルザング 魔力を考慮 Aクラス ナルサス、ヴァフリーズ カーラーン、ザンデ、サーム モンフェラート、ボードワン Bクラス ファランギース、ジャスワント ラジェンドラ、ジムサ Cクラス アルスラーン、エラム アルフリード、他の翼将など… クバートは、 マルダーン 最強騎士の称号 である ダリューンに比べて 目立った武勲が少ないだけで 最凶の敵イルテリシュと 互角に渡り合える武力の持ち主 獅子王アンドラゴラスは 原作では、 その妙名に相応しい豪傑で ヒルメス率いるルシタニア軍に完全包囲されて孤立状態でやむなく投降しただけで、 個人の武力は相当強いことは 王都脱出の件でも証明されてる。 ヒルメスは今のところは アルスラーンのライバルたる存在だが、 イルテリシュやチュニスに比べ 実力不足は拭えない。 チュニスは武力は不明だが 策謀軍略においてはナルサス以上 追記 Aクラス ザラーヴァント、尊師 Bクラス イスファハーン、トゥース、シャガート Cクラス エトワール、ガーデーヴィー ザラーヴァントは戦う政治家タイプ なので統率力が抜きん出てる。 策謀軍略の才は無いけど、 政治家としての器量はナルサス以上で おそらくアルスラーン並み ルーシャン後のナルサスに次ぐ 宰相候補だったのは間違いない。 カーラーンやサームよりアルスラーンとエトワールとエラムが武力あるのはまずいだろw万騎長よわっw アルスラーンは秘めてるだけに姫力高いww酒力(というものがあるのなら) クバード 98 ギーヴ 95 ラジェンドラ 96 ファランギース 100 かな.

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「アルスラーン戦記」第13巻ネタバレ感想 蛇王ザッハークの復活!

アルスラーン 戦記 エトワール

スポンサーリンク アルスラーン戦記70話までのあらすじ 大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。 永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 聖マヌエル城に攻め込むアルスラーンらパルス軍。 攻め込まれたちまち制圧される城内にパルカシオン伯爵は追い詰められて、塔から飛び降りて死ぬのであった。 人物紹介 アルスラーン 本作の主人公。 パルスの国王(シャーオ)アンドラゴラス三世の子で、パルス国の若き王太子。 ダリューン パルス国の武将で万騎長の1人。 大将軍・ヴァフリーズの甥で、12人の万騎長の中では最も若年。 アルスラーン戦記70話「存亡の秋」のネタバレ アルスラーンとエトワールの再開 エトワール「パルスの…甘ったれ…なぜ…お前がここに…」 アルスラーン「パルスの王太子アルスラーン、この軍の責任者だ」 4年前にエクバターナ、数ヶ月前には霧の中の水場でも会った、とアルスラーンは話す。 エトワールは突然の再会にまだ理解がうまくできないが、アルスラーンが バルカシオンの仇である…と 持っていた剣でアルスラーンに立ち向かう。 しかしアルスラーンに一蹴され、キシュワードによって押さえつけられた。 伯爵様の敵だと騒ぐエトワールを「どうしましょう」と言われるもアルスラーンは「 放してやろう」と言うのでした。 しかしエトワールはそれにも反発します。 「 私を拷問にかけよ!!」 エトワールは自分を痛い目にあわせろというのです。 それも、 自分がもし無傷で帰ったりしたら『呪うべき異教徒に情をかけられた』か『さだめし異教徒に通謀したのであろいうよ』と言われるであろうからでした。 「神の御為に生命を捨てるのはイアルダボートの信徒として本望だ!」 そう言ったエトワールは自分を拷問しろ!の一点張りなのでした。 どうしても分かり合えない しかしそんなエトワールをアルスラーンが拷問にかけるはずもなく、エトワールは牢に入れられるのでした。 そこへ、ご飯を持ったアルスラーンとカーランがやって来ました。 「お食べ」と言われるも、エトワールは「異教徒の食物など食べられるものか!!」と拒否します……が、身体は素直なもので ぐうぅぅと大きい音がなってしまいました。 そんなエトワールを見かねてアルスラーンは、 「これは君にとって敵の食物だ、だからこれを君が食べたら敵の食物が減ることになる」 「君は敵に損害を与えることになる、これは立派な武勲じゃないかな?」 と投げかけ、その言葉にエトワールはご飯にありつくのでした。 ご飯を食べ、2人は少し話し込む。 今回の遠征も、武勲を立て聖騎士になれれば家が万々歳だからだ、とエトワールは話します。 そしてエトワールはアルスラーン… 普通皇太子自ら地下牢の捕虜に食事を運んで来たりはしない、王様とか王子様と言うのはもっと威張って王座に納まり返っているものだ!と自らの信仰からの考えを話した。 そうは思わないというアルスラーンの表情…そしてエトワールに「 ひとつはっきりさせておこう」と問いかけるのです。 「 パルスがルシタニアに攻め込んだのか、ルシタニアはパルスに攻め込んだのか…どちらだ?」 アルスラーンからの問いかけに一瞬怯んだエトワールだが、 攻め込んだのは確かに自分達のほうだが自分たちはイアルダボート神の信徒であるとして 神が仰せになったとし攻め込んだのだと主張する。 これにアルスラーンは真っ向から問いかける。 神がそう言ったのを君は聴いたのか?神の声を耳にしたのか?と。 そしてアルスラーンはエトワールからもらった聖典を読んだと話します。 価値観の違いはあれど生きていくうえでの振る舞いなどいいことがたくさん書いてあり、これをエトワール達が大切にしているのがよく分かる、と言うアルスラーンにエトワールは喜ぶ。 「大切なものなものだからこそ自分の都合のいいように振り回してはいけないのではないか?」 アルスラーンは続けて、 ルシタニアの権力者たちは彼ら自分たちの欲望と野心の為に神の名を利用しているだけだ、と主張する。 しかしエトワールは聞く耳を持たず、 分かりあることはできなかった。 これ以上は話し合えない、とアルスラーンは牢を後にしようとする。 その去り際 イアルダボート教の祈りの言葉を知っているか?と問いかけ、エトワールは「当たり前だ!」という。 「 だったら明日死者に祈りを捧げてくれないか」 アルスラーンは敵味方の遺体を埋葬するが、ルシタニアの死者にはルシタニア語の祈りが必要だろうと言い、その場を去りました。 エトワールは、敵の死体を埋葬することに驚きます。 異教徒の死体なんて放置して野獣の餌にするのが普通だろう… アルスラーンはやはり変わってる、とアルスラーンが去っていた扉の窓を覗き込みます。 その時扉に触れると、扉は開きました…敵の牢の鍵を閉めないと驚きつつも、 ふと…変わっているのは自分たちの方……なのか?と考えます。 アルスラーンの大切なもの アルスラーンは牢を出た後ダリューンに話します。 エトワールにとって信仰はとても大切なものであるのに自分は失礼な言い方をしてしまったと反省します。 そうキツく言ってしまったのも、自分自身のことをエトワールに重ねて責めてしまったのかもしれない…と続けて反省するのです。 「…私はパルス王家の正当な『 血』も命を懸けるほどの激しい『 信仰』も持っていない」 「あの子がイアルダボート教を大切にしているように、私は私を支えてくれる『人』たちを何よりも大切に生きたいと思う」 アルスラーンは自分の大切なものを再確認するのでした。 王都では 聖マヌエル城が陥落したとの報せが王都にいるギスカールのもとへ届きます。 一日で城を陥とされたのかと怒りをあらわにするギスカールでしたが、部下の前というのもあり自分を落ち着かせます。 そして将たちが集まる部屋へと向かいます。 「諸卿にあらためて言っておく、今我らは存亡の秋である」 そう話すギスカールは、アトロパテネの勝利以来築きあげてきたものが一朝にして潰え去るやもしれぬ状況に諸卿に協力を仰ぐのでした。 諸卿たちを納得させたギスカールが部屋から退室したところに、 『銀仮面卿が戻ってまいりました!』との報せが届く。 軍を率いてではなく百騎ほどでやってきたらしく、残りはザーブル城に残留しているようでした。 「 銀仮面卿……曲者めが…!」 そう睨みつけるギスカールに対し、ヒルメスは不敵な笑みを返すのでした…。

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アルスラーン戦記

アルスラーン 戦記 エトワール

圧巻の魅力を誇る歴史ファンタジー! こう言っては何だが、アルスラーン戦記というのは特殊な作品だと思う。 それは、ファンタジーとしての質の問題だ。 軍勢が激突する歴史ファンタジーは多数あるし、少年が冒険する物語も数多い。 本作はその両方の側面を持っているものの、原作の切り口はあくまでも「架空歴史ファンタジー」である。 「自分で三国志をつくってやろう」的な、原作者田中芳樹氏らしい野心が感じられるのだ。 これだけ政治的軍事的要素を内包したファンタジーは中々に類を見ない。 田中氏の数多のフォロワーが、様々な角度からこの名作に挑んでいるものの、アルスラーン戦記の壁は未だに高いというべきだろう。 さて、アニメ版である。 アルスラーン戦記が荒川弘氏によって漫画化されたときには、まさに青天の霹靂といったところだったが、その時点でアニメ化は予測がついた。 (てかほぼ同時発表だったような…) 従って本作は、「アルスラーン戦記のアニメ版」というよりは、むしろ「マンガ版アルスラーン戦記のアニメ版」ということになる。 過去のOVA作品が決して良質とは言えなかっただけに、完全新作としての再映像化は、多くの人に快哉をもって受け入れられたことだろう。 ましてや、荒川弘氏という巨匠が描くとあっては……。 スピード感と独自要素で魅せる その出来栄えについては、見事である。 アルスラーン戦記というのは意外に映像化が難しい作品だと思っていたが、本作は見事にその面白さを再現してみせたのだ。 アルスラーンの逃亡劇は独特 とにかく、流亡の少年が落ち延びていくという話はスリリングだ。 生きるか死ぬか、捕まれば終わりの逃亡劇。 後ろに迫る大軍勢を如何にごまかし、如何に身を潜め、如何に再起を期すか。 これがスリルに満ち溢れないわけがない。 ……なのだが、アルスラーン戦記の場合は意外にそうでもない。 彼を守る大人たちがあまりにも強過ぎて、負ける予感が全くしないのだ。 しかも物語も前半で、ダリューンやナルサスがこんなタイミングで負けることは全く予想できない。 畢竟、本作の逃亡劇は、スリルよりも「正義のアルスラーン御一行が悪人どもをなぎ倒す」という側面が強くなる。 「助さん格さんが絶対負けない水戸黄門」といった感じだ。 まあどのアニメを見ても、序盤の逃亡劇で主要人物が死ぬことはないのは想像できる話ではある。 ただ本作では、あまりにも周囲の大人たちが無双過ぎる。 誰かが負傷することさえないのが、その象徴といえる。 「一瞬エラムが危なかったね」ぐらいで、ダリューンが重症を負うとかそういう生々しさは全くないわけだ。 逃亡劇独特のスリル感としてはあまりに薄い。 ということで、そのままでは盛り上がりに欠ける。 そのため必死に伏線を入れて盛り上げようとするのが、本来のエンターテイメントとしての姿だろう。 「アルスラーンは真の王ではない…」的な感じを、カーラーンがツィートしたりとかね。 ただ残念ながら、視聴者からすれば、誰が真の王だろうが結構どうでもいいと思う(笑) もちろん気にはなるけど、まあ主人公が順風満帆な王子様ではない可能性は、今時の視聴者は何となくわかってる。 同じように、銀仮面卿の正体ももちろん気になるけど、「もしかしてコイツ?」と思わせるようなキャラクターは存在しない。 正体がわかったところで、謎のキャラであることに違いはない。 んで、本作がどうやってこの序盤を面白く魅せるか。 これはもう「無双感」と「ナルサス」なのだろう。 無双感と「ナルサスぱねぇ!」が命 原作にしてもTV版にしても、この作品はひたすら仲間が敵を蹴散らすのが面白いのだ。 先述した一騎当千の無双感が、本作の魅力の根底だと思う。 とにかく倒す、斬る。 アルスラーン王子に敵対した悪鬼どもを、ばっさばっさと斬り倒す。 まさしく、凡庸な吟遊詩人であれば「斬って斬って斬りまくった」としか表現できない無双感だ(笑) ルシタニア側の立ち位置が明確に「悪役」なため、この無双はかなりスカっとする。 それに加えて、ナルサスの知略だ。 やはり軍師を見るのは、とんでもなく楽しい。 知略をもって大軍を翻弄する様は、ダリューンたちが敵を吹き飛ばす一騎当千の爽快感とはまた違った面白さがある。 しかもこのナルサスのような知略家のキャラクターは希少なのだ。 中世ファンタジーにしろ何にしろ、戦争を描く作品の多くは、一度は知略家を描こうと試みるのだろう。 様々な戦記もの、戦争ものに自称「軍師」が登場する。 謀略を巡らし、叡智の限りを尽くして一個人の知略で敵の大軍を翻弄する……正直言って、ロマンだ。 だが、実際に「軍師」を描けている物語は驚くほど少ない。 たいていの自称「軍師」は結果オーライの行き当たりばったりで突き進むだけのラッキースケベだ。 或いは、作戦そのものはソコソコに描けていても、それ以外の政治的判断が「ご都合主義」だったりして、キャラクター性を自ら汚してしまう場合もある。 (感情で物事を判断し、合理性が無いキャラクターになってしまう) なので、ナルサスという知略家は非常に稀有なキャラクターだ。 数十年前のキャラクター(!? )だというのに、この完成度は流石としか言いようが無い。 エトワールの使い方に見るエンターテイメントへの回帰 ただ、アニメ版は単純な無双感と「ナルサスぱねぇ」で押しているわけではない。 アニメ版序盤の逃亡劇には、上記の「無双的な爽快感」以外にも、エンターテイメントらしい「仕込み」が施されている。 恐らく、上質のエンターテイナーである荒川弘氏が、本作のシナリオ強化のために構築したものだろう。 第一話から登場する、エトワールがそれにあたる。 原作では物語中盤で突如として登場するキャラクターだが、本作は主要人物らしく、第一話のプロローグ部分から物語に登場してアルスラーンとの因縁も作成されているし、それ以後も継続的に登場する。 アルスラーンとのニアミスもあれば、直接対峙することもあるわけで、ルシタニア(の一般兵士)から戦争を見る唯一の視点となる彼女が、アニメ版ではキーキャラクターとなる。 この第一話で登場したこの「実は正ヒロイン」な彼女の使い方が、原作からの最大のバージョンアップと言えるだろう。 特にこのヒロイン、原作知ってる人間的には、どう使われるのかのドキドキ感が半端なかったですww 息もつかせぬ展開の連続こそ真骨頂 前半の逃亡劇から、ラジェンドラ率いるシンドゥラとの戦争、シンドゥラ内乱への介入、そして王都奪還への進軍。 動乱の時代を象徴するかのような、息もつかせぬ展開の連続である。 本作の根本的な魅力は、やはりこの「スケール感」と「スピード感」にあるのだと思う。 数十万の大軍が絡むスケールの大きな戦いを、次から次へと繰り出してくるこの迫力の連続が、アルスラーン戦記という作品の最大の肝なのだろう。 もちろん、それを支えるのはナルサスのような合理的な軍略家の存在と、アルスラーンの周囲に結集した個性豊かな面々のキャラクター性である。 ご都合主義ではなく、軍事的視点を確立した上での戦いの連続。 偶然ではなく必然となる勝利。 そしてその勝利の余韻の気持ちよさ。 すべて、土台であるキャラクターが、圧倒的な完成度を見せているからこそ、可能なのだ。 2期への期待が山盛りの名作! とにかくも、「息もつかせぬ面白さ」という言葉がぴったりの快作である。 もちろん、原作ファン的には、言いたいことがないわけでもない。 カットされた残念なシーンもあった。 放送中は少し作画が気になる会もあった。 ただしまあ、そんなことどうでもいいぐらいに面白かった。 しかし、それも過去の話。 金額や効率を考えれば、 「アニメ見放題動画サービス」の使い勝手が抜群です! ということで、PR記事! アニメ見放題サービスの特徴と、多数のサービスの中から「アニメを見る」ことに特化したお勧めをピックアップしてみました。 是非見てみて下さい!.

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